レンジフードが故障して動かない!原因や対処法をご紹介

2023.05.25 UPDATE

レンジフード

こんにちは!住まいの設備会社 札幌ニップロです。

 

調理中に発生する煙やにおいを吸い込んで排気するレンジフード。

レンジフードが故障して換気が不十分になると、油分を含んだ空気でキッチンが汚れたり、部屋ににおいがこもったりする原因になります。

 

では、レンジフードが急に動かなくなってしまったら、どのように対応すれば良いのでしょうか。

今回は、レンジフードが動かなくなってしまう原因や、自分でできる対処法についてご紹介します。

レンジフードが動かない!故障の原因とは

レンジフードは調理中に発生する油や煙、においを吸い込んで排気し、キッチンを快適な空間に保つ役割があります。

そのため、レンジフードが動かなくなると、室内の空気が悪くなるばかりか、油汚れや煙が排出されず、キッチンの壁や床、天井にまで汚れが付着してしまいます。

 

レンジフードが動かない場合は、早急に原因を突き止め、対処することが大切です。

 

レンジフードが故障して動かなくなる原因

レンジフードが故障して動かなくなる、主な原因をご紹介します。

 

原因①電気回線の接触不良

電気回線の接触不良や断線などによって、突然レンジフードが動かなくなるケースがあります。

掃除の際に水や洗剤がモーターなどの電気部品にかかり、電気回線がショートしてしまっている可能性があります。

 

電気回線の不具合の対処には専門的な知識が必要なため、設備の専門業者に点検してもらうことをおすすめします。

 

原因②油汚れの付着

レンジフードに蓄積した油やホコリなどの汚れも、レンジフードが動かなくなる原因になります。

油汚れでファンが重くなるとモーターに大きな負荷がかかり、換気の際に音がうるさくなったり、うまく回らなくなったりします。

 

そのまま使い続けると、モーターの回転のバランスが崩れ、モーター内部の軸が変形して動かなくなってしまうことも。

油汚れは嫌なにおいを発生させる原因にもなるため、定期的に掃除することが大切です。

 

レンジフードのにおいについては、こちらのコラムでも詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。

レンジフードが臭い…気になる場合は掃除が大事!原因や対策をご紹介

 

原因③部品の故障

レンジフードが動かない原因として、部品が故障しているケースも考えられます。

モーターやファンなど、レンジフードの部品がどれか1つでも故障してしまうと動きません。

 

また、スイッチ部分は、金具やバネが破損して電源が入らなくなることがあります。

 

原因④経年劣化

レンジフードにも寿命があり、メーカーが定める標準使用期間は10年程度といわれています。

使用頻度やお手入れの状況によっては、もっと早くに不具合が目立つことも。

 

こまめに掃除などのお手入れをしていても、蓄積された細かな汚れや部品などの経年劣化を防ぐのは難しいです。

10年近く使用しているレンジフードは、修理をしても故障を繰り返す可能性が高いため、交換を検討しましょう。

 

レンジフードが動かなくなる予兆

レンジフードが故障して動かなくなる前に、何らかの症状が現れる場合があります。

次のような症状が出た場合には、レンジフードの使用を中止して、状況を確認してみてください。

  • レンジフードから異音がする
  • レンジフードが不規則に動き、振動がする
  • 吸い込みが悪い

 

「カラカラ」や「ゴー」といった異音や不自然な振動がする場合は、部品の劣化や潤滑油の不足など、何らかの不具合が起きています。

 

吸い込みが以前より悪いと感じる際も、モーターの不具合や本体の劣化などが考えられ、換気性能が大幅に落ちているサインです。

使い続けるとレンジフードが動かなくなる可能性があるので注意しましょう。

 

レンジフードの異音については、下記コラムでも詳しくご紹介しています。

異音が気になる場合は、参考にしてみてください。

レンジフードの異音がうるさい!音の種類ごとの原因や対策をチェック

 

故障かなと思ったらまず確かめたいこと

故障ではなく、些細なことが原因でレンジフードが作動していない可能性もあります。

「故障かな?」と思ったら、最初に次のようなことを確認してみましょう。

  • 停電になっていないか
  • ブレーカーが落ちていないか
  • 電源プラグがコンセントにしっかり差し込まれているか
  • チャイルドロックがかかっていないか
  • 本体内部の主電源が入っているか

 

特に、掃除や点検をする際に誤ってコードやスイッチに触れてしまい、接触が悪くなったり、チャイルドロックが作動したりすることが考えられます。

また、製品によっては主電源が付いていることがあり、掃除などのきっかけでオフになってしまうことも。

掃除や点検後は確認してみましょう。

 

 

レンジフードが故障して動かない場合の対処法

レンジフード掃除

レンジフードが動かない原因で多いのが、油やホコリなどの汚れの付着です。

レンジフードの故障を疑ったら、まずは掃除をしてみましょう。

 

レンジフードは調理中の油汚れが付着しやすいため、料理をする頻度にもよりますが、3~6カ月に1回程度を目安に掃除をするのが理想です。

自分でできるレンジフードの基本の掃除方法をご紹介します。

 

1.レンジフードの部品を取り外す

周囲に汚れや洗剤が飛び散るのを防止するために、レンジフードの下に新聞紙などを広げておく。
レンジフードの電源プラグを抜くかブレーカーを落としてから、フィルターやファンなどの部品を外す。

 

2.洗浄液に部品を浸け置いてから、こすり洗いをする

市販のキッチン用洗剤、重曹、セスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性の洗剤を使い、40〜50度程度のお湯に洗剤と部品を入れ、20〜30分浸け置く。
油汚れが浮き出てきたら、スポンジや歯ブラシなどでこすり洗いをする。

 

3.レンジフード本体を拭き、部品を元に戻す

レンジフード本体に洗浄液を吹きかけ、スポンジでこすり洗いをする。
お湯で絞った雑巾で洗浄液を拭き取り、乾拭きで仕上げ、よく乾かした部品をレンジフードに戻して完了。

 

レンジフードの掃除方法については、こちらのコラムでも詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。

レンジフードの掃除方法を解説!用意するものや掃除の手順も確認

 

レンジフードの掃除をしても症状が改善しない場合は、専門の業者へ修理・交換を相談してみましょう。

 

 

レンジフードの交換・修理は札幌ニップロにご相談を!

札幌ニップロでは、レンジフードの清掃・交換・修理を承っております。

 

レンジフードのトラブルは、「動かない」以外にも、「吸い込みが悪い」「嫌なにおいがする」「音が大きい」「異音がする」のような、さまざまな不具合が考えられます。

 

自分でレンジフードの掃除をしてもレンジフードの症状が改善しない場合は、ぜひ一度札幌ニップロへお問い合わせください。

札幌ニップロでは、汚れに適した洗剤と掃除方法で、一つひとつ丁寧に清掃を行なっています。

 

また、レンジフードの状態を細かくチェックして故障の原因をしっかりと見極め、修理交換にも対応しています。

札幌ニップロで行なったレンジフードの交換事例をご紹介します。

 

【事例】レンジフードの交換

レンジフードから異音がするとのことで、交換のご依頼をいただきました。

 

◎Before

レンジフード◎Before

レンジフード交換

内部に汚れが付着しています。

 

◎After

レンジフード◎After

お手入れがラクな最新型のレンジフードへ交換。

工事は約3時間で、見違えるほどきれいで見た目もスタイリッシュになりました。

キッチンが明るい印象になりましたね。

 

レンジフードの清掃はご家庭でもできますが、高所で掃除が難しかったり、頑固な油汚れの掃除に時間がかかったりと大変なもの。

こまめにお手入れするのが難しいという方は、お手入れがラクな製品を選ぶのも一つの方法です。

最新型のレンジフードでは、ファンとレンジフード内部のお掃除が10年間不要という製品もあります。

 

また、近年のレンジフードは、普段のお手入れをラクにしてくれる工夫が施されているだけではなく、音も静かで省エネ機能にも優れた製品がたくさん出てきています。

古いタイプのレンジフードを使用中で、経年劣化による不具合が考えられるのであれば、最新型のレンジフードへの交換をご検討ください。

 

また、レンジフードとコンロは同じタイミングで設置されていることが多く、取り替えの時期も重なるため、セットでの交換がおすすめ!

レンジフードとコンロが連動するタイプであれば、調理時のレンジフードの付け忘れや消し忘れの防止にもなります。

 

レンジフードの掃除やトラブルにお困りの方は、ぜひ専門の知識を持った札幌ニップロにお問い合わせください。

レンジフードの掃除や交換だけでなく、換気設備の点検や定期的なメンテナンスサービスもご用意しています。

 

札幌市およびその近郊エリア (江別、岩見沢、北広島、恵庭、千歳、石狩、小樽など)にお住まいの方はお気軽にご相談ください。

※その他のエリアにお住まいのお客様もご相談ください!

 

 

レンジフードが故障で動かない原因を突き止め、早めのメンテナンスを!

レンジフードが動かなくなる不具合は、電気回線の接触不良や油汚れの付着、部品の故障のほか、経年劣化による寿命によっても起こります。

レンジフードの掃除をすることで正常に作動する場合もありますが、メーカーが定める標準使用期間を超えて使用している際は、交換を検討してみましょう。

 

レンジフードが動かなくなる予兆として、異音や振動がする、吸い込みが悪いなどの症状があげられます。

これらの症状が出た場合には、レンジフードが動かなくなる前に、掃除をしたり専門の業者に修理・交換を依頼したりするなど、早めのメンテナンスを心がけましょう。

 

札幌ニップロでは、レンジフードの掃除・交換・修理を承っております。

 

汚れに適した洗剤と掃除方法で、一つひとつ丁寧に清掃を行います。

専門知識を持った技術力の高いスタッフがレンジフードの状態を細かくチェックし、故障の原因をしっかりと見極め、修理交換にも対応しています。

レンジフードに不具合がある、点検・掃除をしてほしいという方は、どうぞお気軽にご相談ください。

 

札幌市およびその近郊エリア (江別、岩見沢、北広島、恵庭、千歳、石狩、小樽など)への出張点検や清掃、交換に対応しております。

※その他のエリアにお住まいのお客様もご相談ください!

藤井 純(フジイ ジュン)

約30年、セントラルヒーティングの新築施工管理、設計・積算、アフターサービスに携わってきました。
換気の設備・冷暖房に関する設計から施工・アフターメンテナンスなどに関するお困りごとは是非ともご相談下さい。一つ一つ解決していきましょう。

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