レンジフードの掃除方法を解説!用意するものや掃除の手順も確認

2023.05.20 UPDATE

レンジフードの掃除

こんにちは!住まいの設備会社 札幌ニップロです。

 

「キッチンが油臭い」「レンジフードの換気が弱い」などと感じることはありませんか?

それはもしかしたら、レンジフードの汚れが原因かもしれません。

 

レンジフードの汚れは、頑固で落としにくい上に手も届きにくいため、掃除を面倒に感じてしまう方も多い場所。

しかし、レンジフードの汚れを放置しておくと、換気能力の低下や故障などのトラブルにつながってしまうおそれも。

そのため、レンジフードは定期的に掃除をすることが大切です。

 

そこで今回は、レンジフードの掃除方法についてご紹介!

掃除の際に用意するものや手順、注意点もご紹介しますので参考にしてみてくださいね。

レンジフードの掃除の必要性とは?

調理中に発生する煙やにおいを吸い込んで排気するレンジフード。

レンジフード​にこびりついてしまうベトベト​汚れの原因は、油とホコリです。

 

油を含んだ蒸気をレンジフードが吸い込むことで油汚れが蓄積し、そこに空気中のホコリが付着することで、頑固な汚れになってしまうのです。

 

レンジフードの汚れを放置しているとフィルターに汚れが蓄積して吸い込みが悪くなり、キッチン周りが油でギトギトになってしまうばかりか、においが排出されずに​室内の空気が悪くなってしまいます。

こびりついた汚れが原因で、レンジフードから嫌なにおいが発生してしまう場合も。

 

また、油汚れでファンが重たくなると負荷がかかるため、換気の際に音がうるさくなったり、故障の原因になったりしてしまう可能性もあります。

 

そうならないためにも、レンジフードはこまめに掃除することが大切。

レンジフードの汚れは、料理をする頻度にもよりますが、3~6カ月に1回程度掃除をしましょう。

レンジフードがきれいになると換気効率もアップし、においの解消にもつながるのでキッチンが快適になります。

 

レンジフードのにおいや異音については、こちらのコラムでも詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。

レンジフードが臭い…気になる場合は掃除が大事!原因や対策をご紹介

レンジフードの異音がうるさい!音の種類ごとの原因や対策をチェック

 

 

 レンジフードの掃除方法を解説!用意するもの・手順も確認

レンジフードの掃除道具

レンジフードを掃除するときに必要な道具や、手順をご紹介します。

ご自宅でレンジフードを掃除をする​際の参考にしてくださいね。

レンジフードの掃除の際に用意するもの

レンジフードの掃除の前に、次のようなものを用意しておきましょう。

  • 新聞紙
  • ゴム手袋(厚手のもの)
  • 重曹
  • ゴミ袋(40L)
  • スポンジや古い歯ブラシ
  • 雑巾
  • 食品用ラップ

 

レンジフードを掃除する時の手順

レンジフードの掃除は次のような手順で行うとスムーズです。

 

手順①レンジフードの下に新聞紙を敷く

はじめに、掃除の際に落ちてくる汚れや、部品が落ちてコンロが傷つくことを防ぐために、レンジフードの下に新聞紙を​広げておきます。

 

手順②レンジフードの部品を外す

レンジフードの電源プラグを抜くかブレーカーを落とし、レンジフードからフィルターやファンを取り外します。

フィルターやファンの取り外し方はメーカーや機種によって異なるので、必ず取扱説明書で確認してください。

 

取り外しには特別な工具は必要なく、簡単に手で取り外しができるものがほとんどです。

外したネジなどの細かい部品は、無くさないように置き場所を決めておきましょう。

 

手順③洗浄液を準備する

油汚れは酸性なため、アルカリ性の洗剤を使うと汚れが落ちやすくなり効果的です。

市販のキッチン用洗剤や重曹、セスキ炭酸ソーダなどが​あります。​

今回は、強い洗剤は使わず、安全に使用できる重曹を使った掃除方法をご紹介します。

 

キッチンのシンクに40Lのゴミ袋を広げ、袋の中に40~50度程度のお湯と重曹100gを入れてよく溶かします。

 

手順④フィルターやファンなどの部品を浸け置きする

取り外したフィルターやファンを袋の中の洗浄液に浸け、空気を抜きながらゴミ袋の口を結び、20〜30分程漬け置きします。

浸け置くことでこびりついた油汚れがゆるみ、比較的簡単に落とせるようになります。

 

手順⑤レンジフード本体を拭く

浸け置きしている間は、レンジフード本体の取り外せない部分の掃除をしましょう。

約40度のお湯100mlに重曹小さじ1杯を加えた洗剤液を作り、スポンジに含ませてレンジフードをこすります。

 

落としにくい頑固な汚れは、洗浄液を吹きかけた上からラップを貼って、汚れと洗剤をなじませます。

10〜20分程置いておくと汚れが落ちやすくなりますよ。

 

汚れをこすり落としたら、お湯で絞った雑巾で拭き取り、最後に乾拭きで仕上げましょう。

 

手順⑥浸け置きしていた部品をこすり洗いする

浸け置きしていたフィルターやファンから油汚れが浮き出てきたら、スポンジや古い歯ブラシでこすり洗いをします。

年数が経っているレンジフードの場合、劣化により表面の塗装が剥がれる場合がありますので、力の入れ過ぎに注意しましょう。

 

汚れが落ちたらお湯ですすぎ、部品が完全に乾いたらレンジフードに戻して完了です。

 

 

レンジフードの掃除を自分で行う際の注意点

レンジフードの掃除は、次のようなポイントに気をつけて行なってください。

 

作業前に安全対策をする

安全のために、必ずレンジフードの電源プラグを抜いてから掃除を始めてください。

掃除中にレンジフードが作動してしまうと大変危険です。

 

また、掃除中に誤ってコンロの火がつかないよう、コンロにもチャイルドロックなどの対策を行なっておきましょう。

 

レンジフードは高所に設置されているため、届かない場合は踏み台などを使用する必要があります。

転倒しないよう、踏み台は安定した場所に置き、注意して行なってください。

 

手荒れやケガを防ぐために、ゴム手袋をして作業しましょう。

 

レンジフードによっては重曹が使えない

ひどい油汚れには重曹などのアルカリ性の洗剤が適していますが、アルカリに反応するアルミに使用してしまうと、変色や劣化を起こす可能性があります。

 

レンジフードにアルミが使用されている場合は、重曹は使わないでください。

取扱説明書で使用可能な洗剤を確認しましょう。

 

 

レンジフードの掃除は札幌ニップロへご相談を!

​札幌ニップロでは、レンジフードの清掃を承っております。

掃除する時間がない、汚れが溜まって掃除が大変など、掃除にお困りの際は札幌ニップロへご相談ください!

 

札幌ニップロで行なったレンジフードの清掃事例をご紹介致します。

 

【事例1】レンジフードの清掃(クリナップ製 築6年)

換気ファンの部品など、ご自身で行うにはお手入れが難しい箇所もあるとのことで、清掃をご依頼いただきました。

 

◎Before

レンジフードの清掃

オイルトレー、グリスフィルター、シロッコファンを取り外した状態です。

フィルターとシロッコファンに汚れが付着しています。

 

◎After

レンジフードの清掃

業務用洗剤できれいに洗い​​、よく乾かした後、元通りにセットします。

油汚れがきれいに落ちているのがわかりますね。

 

【事例2】レンジフードの清掃(築20年)

油汚れが蓄積してしまい、レンジフードから油が垂れるくらいに汚れてしまった事例です。

ご自身での掃除が難しいとのことでご依頼をいただきました。

 

◎Before

築20年一戸建てのレンジフードです。

油汚れ​やホコリが蓄積し、固まってしまっています。

 

こちらのレンジフードには油受けがついており、レンジフードから油が垂れていた原因は油受けの油が漏れていたことによるものでした。

油受けがあるレンジフードは、定期的に油を捨てる必要があります。

 

◎Aftar

レンジフードの清掃

固まった汚れを削るようにヘラでとって清掃し、見違えるようにきれいになりました!

汚れが落ちたことで換気力も元通りに。

 

 

レンジフードの清掃はご家庭でもできますが、高所にあるため掃除が難しかったり、頑固な油汚れが溜まってしまうと掃除に時間がかかったりと、時間も労力も必要です。

 

そんなときは、プロの力を借りて汚れをリセットしてもらうのも一つの方法です。

札幌ニップロでは、汚れに適した洗剤と掃除方法で、一つひとつ丁寧に清掃を行います。

 

レンジフードの掃除にお困りの方は、ぜひ専門の知識を持った札幌ニップロにお問い合わせくださいね。

札幌市およびその近郊エリア (江別、岩見沢、北広島、恵庭、千歳、石狩、小樽など)にお住まいの方はお気軽にご相談ください。

※その他のエリアにお住まいのお客様もご相談ください!

 

 

レンジフードの掃除を定期的に行なって快適なキッチンを!

​レンジフードの汚れは、油汚れとホコリが原因です。

汚れを放置すると、レンジフードの吸い込みが悪くなり、キッチン周りが油でギトギトになる、レンジフードから嫌なにおいが発生する、音がうるさくなるなどさまざまなトラブルや故障につながってしまう可能性も。

 

レンジフードは3〜6カ月に1回程度、清掃することをおすすめします。

 

レンジフードは重曹を使った洗浄液に浸けて置くことで、こびりついた汚れも比較的簡単に落とせるようになります。

ただし、レンジフードによっては、重曹が使えない場合もあるので注意してくださいね。

 

自分で清掃してもきれいに落としきれない場合は、プロの力を借りて汚れをリセットするのがおすすめです。

 

札幌ニップロでは、レンジフードの掃除を承っております。

汚れに適した洗剤と掃除方法で、一つひとつ丁寧に清掃を行います。

掃除する時間がない、汚れが溜まって掃除が大変、高所での作業が不安など、お困りの方は、札幌ニップロへご相談ください!

 

そのほか、札幌ニップロでは、換気設備の交換・メンテナンスも承っております。

レンジフードや換気扇に不具合がある、点検・掃除をしてほしいという方は、どうぞお気軽にご相談ください。

 

札幌市およびその近郊エリア (江別、岩見沢、北広島、恵庭、千歳、石狩、小樽など)への出張点検や清掃に対応しております。

※その他のエリアにお住まいのお客様もご相談ください!

 

古屋 潤(フルヤ ジュン)

約8年間、暖房や換気設備のお困りごとに対するアドバイス、メンテナンスを担当してきました。換気ダクト清掃の技術を学び、技術向上の為道具の開発や清掃方法も研究しています。「お客様を家族と思って応対してごらん」という教えを意識して、お客様にとってのベストな提案をいたします。

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