新築を検討中!パネルヒーター選びのポイントは?
2021.03.04 UPDATE

家全体をふんわりと温めてくれるセントラルヒーティング。近年、このセントラルヒーティングを導入する方がとても増えています。
注文住宅の場合も間取りに合わせてパネルヒーターや床暖房を決定していきますが、パネルヒーターは室内の目立つところに設置されるため、インテリアに合わせてパネルヒーターもこだわりたい!という方も多くいらっしゃるかと思います。
パネルヒーターを設置する際、重要なのが設置する場所とサイズ。併せて様々な種類のパネルヒーターの特徴についても紹介します。
パネルヒーターはどこに設置する?
窓の下を抑えるように設置する
外気温が低い寒冷地の冬は、窓からの冷気が室内の温度を下げてしまいます。
暖かい空気は上に、冷たい空気は下のほうに移動してしまうことによって足元が冷えたり室内全体の温度が低くなってしまうのです。
ちなみに、このようになぜ空気が上下移動するのかというと温度によって空気の比重が変わるからです。
実はパネルヒーター自体も、こういった性質を利用した効率的な暖房システムなのです。
パネルヒーターを設置する際は、窓下に設置するのがおすすめ。「窓下」に設置することで、窓の結露防止や外からの冷気を抑えて部屋全体を均一に温めることができます。
ただし、全ての窓下にパネルヒーターを設置するとコストもかかってしまいます。
そして、家の間取りや条件は1件1件異なりますが、パネルヒーターは種類やサイズなどもそれぞれ異なります。
パネルヒーターの種類やサイズによって暖房できる熱量は決まっているため、設置の際はそれらを考慮した上でのパネルヒーター選びが必要になります。
適切なサイズや能力の商品を選ぶ
パネルヒーターの設置枚数や大きさを決めるとき、私たち暖房工事店では家に必要な熱量の計算を算出してご提案しています。
必要な熱量は家を建築する地域や、面積、窓の大きさ、方角など様々な条件から算出されます。
寒冷地の冬でも、快適な温度が保てる能力を持ったパネルヒーターを提案しています。
限られたスペースの中ですので、新築を検討中の場合は家具の設置場所なども考えながら相談していくと良いでしょう。
パネルヒーター選びに迷ったら
パネルヒーターにはどんな種類があるの?
一般的に「パネルヒーター」というと皆さんがイメージするのはこのような形のパネルヒーターではないでしょうか。
サイズも豊富で、間取りに合わせて設置することができます。
メーカーでいうとプルモパネルのVKOシリーズや、森永パネルのTPNシリーズなどが代表的な例です。
その他にはどのようなパネルヒーターがあるのでしょうか?
床置型タイプ
生活空間を考え、高さがでないように低く設計したのが床置型パネルヒーターです。
プルモパネルだとPCシリーズ、森永パネルではTCNシリーズが代表的です。
特に大きい窓の周辺に設置する場合などにご提案するパネルヒーターです。
縦型タイプ
高さがあるので窓と重ならないように設置します。
おしゃれなデザインも豊富にあり、インテリアとして楽しんで選ぶこともできます。
PSパネルにはこだわりのデザインに合わせた形状やカラーを選べる種類が豊富にあるため、見た目にこだわりたい!という方にはおすすめのメーカーです。
幅を抑えたサイズでも大きな熱量があるため、設置場所が限られている場合にも選択することができます。
デザインパネル
看板としても使える!これはおしゃれですよね!
鏡と合体したタイプや、LED埋め込みなど・・・理想の形があればオーダーメイドでも作成します。
ハイブリットタイプ
夏はバルブ一つで暖房配管と切り離して、単体で電気パネルヒーターとしても使用できる優れもの!
デザインも豊富にあるので色々迷ってしまいますね!
組み合わせて便利なグッズも
専用の商品と組み合わせると、暖房シーズンはタオルがふかふかに乾かせるタオル掛けになります。
組み合わせシリーズでいうと、コート掛けとして使えるグッズなどもあります。
パネルヒーター選びや工事店選びに迷ったら、暖房のプロである札幌ニップロのスタッフがお力になれるようサポートします!
また、既設のパネルヒーターの交換、快適な暖房設備を検討の方や経年劣化でお困りの方や模様替えをしたい!という方なども、お気軽にお問い合わせくださいね。