パネルヒーターの液漏れチェックポイント!
2019.06.25 UPDATE

夏場はお休み中のおうちのパネルヒーター。使っていないときはついパネルヒーターのことを忘れてしまいがちですが、日常的に異常がないかチェックしておくことが大切です。
パネルヒーターから液体が漏れているときの対策
「防錆不凍液」漏れの原因
まずは本体や、配管の付け根から液が漏れていないかを確認しましょう。
見落としがちなのが、パネルヒーターのバルブ(温度を調節するメモリがついたハンドル)部分。
色のついた液体が漏れていたり、にじみ出たりしてはいないでしょうか?もし、そのような現象が起きている場合は、「防錆不凍液」が漏れ出している可能性があります!
「防錆不凍液」とは、パネルヒーターの中を流れて家全体を温める循環液。配管の腐食や凍結防止、錆の抑制などに効果があります。
赤や緑といった色のついたタイプを使用しているケースが多く、色のついたかたまりが付着している場合は不凍液が漏れ出してから時間が経過しているかもしれません。
この「防錆不凍液」が漏れ出す理由としては、「パネル本体・バルブの劣化」や「金具のゆるみ」などさまざまな原因が考えられます。
液漏れはすぐ対処しないとずっと漏れ続けてしまうことも。
また、不凍液が漏れ出すことによって配管内の圧力が低下して、パネルヒーターの暖まりが悪くなってから気づくケースもあります。
圧力が低下したことにより一時的に漏れが収まっている状態だととしても、暖房を使用するとポンプの圧力がかかって漏れが再発してしまうこともあります。
「夏場はパネルヒーターを使っていないし、とりあえずこのままで大丈夫だろう」と判断せず、早めに点検・修理を依頼しましょう。
ちなみに、この「防錆不凍液」には寿命があるのをご存知でしょうか?「防錆不凍液」は配管の腐食や凍結防止、錆の抑制などに効果があります。いわば、人間で例えると血液と同じ!常にきれいに保っておかないと3〜4年経つと真っ黒のドロドロ状態になってしまいます。
それによって、ボイラーやパネルヒーターが錆びてしまうなど不具合が発生してしまう場合もあるので、「防錆不凍液」は3年に1回交換することをオススメします。
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