お風呂の天井から水滴が落ちてくる原因は結露?対策もチェック!

2022.12.26 UPDATE

お風呂の天井から水滴の原因と対策

こんにちは!住まいの設備会社 札幌ニップロです。

 

お風呂に入っていると天井からポタポタと水滴が落ちてくることはありませんか?

せっかくのリラックスタイム、水滴のせいでくつろげないなんて状況は避けたいですよね。

 

そこで今回は、お風呂の天井から水滴が落ちてくる原因を解説するとともに、対応策をご紹介!

お風呂の水滴・結露に悩んでいるという方はぜひチェックしてみてくださいね。

お風呂の天井から水滴が落ちてくる原因は?

お風呂の天井から水滴が落ちてくる原因は、「結露(けつろ)」によるものがほとんどです。

 

結露とは、室内と外の気温差によって、空気中の水分が液体に変わる現象のこと。

冬の寒い時期に室内で暖房をつけた際、窓が曇ったり水滴がついたりするのと同じ現象です。

 

外の気温が寒いと浴室内の壁や天井も冷たくなりやすいです。

その状態で熱いお湯を使うと、湯気が壁や天井に冷やされ、水滴として溜まってしまうのです。

特に寒冷地では室内と屋根裏の気温差によって結露ができやすい傾向にあります。

 

一方、夏の暑い時期のように外との気温差が生まれにくい時期でもお風呂の天井から水滴が落ちてくる場合は、雨漏りしている可能性も。

天井の全体ではなく一部分だけが濡れている場合は雨漏りの可能性が高いため、早めに業者に連絡しましょう。

 

お風呂の結露を放置するとカビが発生する可能性も

お風呂の結露をそのままにしておくと、入浴中に水滴が落ちてきてせっかくのリラックスタイムを楽しめないですよね。

特に冬の時期には体が冷えてしまう原因にもなりかねません。

 

また、結露を放っておくと浴室内にカビが発生する恐れがあります。

湿度が高いお風呂では、カビは一気に広範囲に広がってしまい、気付いたらカビだらけになっていたなんてことも。

 

天井という場所柄、掃除もしにくく、一度カビが生えてしまうとカビの根まで取り去るのは難しいです。

カビはアレルギーの原因になることもあるため、健康面から考えても対策はしっかり行いたいですね。

 

お風呂の衛生面を考えて、そもそも結露ができないように対策するのがおすすめです。

次でお風呂の結露を防ぐ対応策を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

 

お風呂の天井から水滴が落ちてくる(結露)を防ぐ方法は?

お風呂の天井から水滴が落ちてくる現象、いわゆる結露を防ぐ3つの方法を紹介します。

 

対策①入浴前に浴室内を温めておく

入浴前に浴室内の壁や天井を温めておけば、湯気が触れても結露が起きにくくなります。

お風呂に入る前に浴室暖房をオンにする、少しの間だけ浴槽のふたを開ける、熱いシャワーを浴室の壁にかけるなどの方法がおすすめですよ。

浴室暖房の消し忘れや湯船のふたの開けっ放しには気をつけましょう。

 

浴室内を温めておくのは、急激な温度変化によって血圧や脈拍に異常が起こる「ヒートショック」の対策にもつながります。

特にお年寄りや持病をお持ちの方のいるご家庭ではやっておきたい対策です。

 

ヒートショックの対策は?起こる原因や予防策、リフォーム案までご紹介」もあわせてご覧ください。

対策②入浴中は換気扇の電源を切る

天井からの水滴を防ぐためには、入浴中に換気扇の電源をオフにするのも効果的です。

入浴中に換気扇を付けっぱなしにしていると外気が浴室内に入り込み、浴室内は冷たいままになります。

前述したとおり、冷たい浴室での暖かいお湯の使用は、結露の原因になります。

 

入浴中はできるだけ浴室内を暖かくしておくことで、お風呂の天井から水滴が落ちてくるのを避けられますよ。

 

対策③入浴後は浴室内を換気する・冷やす

入浴後はこまめな換気を心がけましょう。

入浴後の暖かく湿った空気をそのままにしておくと、結露が起きやすく、カビの原因にもなります。

換気によって浴室内の湿度をできるだけ下げておくことで、水滴ができるのを防げますよ。

入浴後にワイパー・スクイージーなどで水気を切るのもおすすめです。

 

 

お風呂の天井から水滴が落ちてくる(結露)対策として設備もチェック

お風呂内の結露を防ぐために、浴室の断熱性を上げる方法もあります。

 

結露は、浴槽やシャワーから出る湯気が、冷たい壁や天井に触れることで水滴ができる現象です。

浴室の断熱性を上げ、そもそもお風呂の壁や天井が冷たくなる状態を防げば、結露も起こりにくくなるというわけです。

お風呂でのヒートショック対策にもなりますよ。

 

また、「結露対策を行っているのにお風呂内で水滴ができやすい」「換気扇を回していてもカビが発生してしまう」という場合は、浴室の換気設備に問題がある可能性も。

換気扇やダクトに汚れがたまることで換気機能が低下し、結露の原因になっていることも考えられます。

換気設備を修理・交換したらお風呂内の結露ができにくくなったという事例も珍しくありません。

 

札幌ニップロでも換気設備の修理やメンテナンスを承っておりますので、設備を見直したいという方はぜひ一度ご相談ください!

 

 

お風呂の天井から水滴が落ちてくるのは結露が原因!こまめな対策を

お風呂に入っているときに天井から水滴がポタポタ落ちてくる原因は、外気と浴室内の温度差による結露であることがほとんど。

結露を放っておくとせっかくのお風呂タイムを楽しめないだけでなく、浴室内でカビが繁殖する原因にもなりかねません。

 

お風呂内の結露が気になるという場合は、入浴前に浴室内を温めたり、の対策をしましょう。

入浴後に浴室内の水気を切る、こまめに換気しておくなどの方法も効果的ですよ。

 

また、お風呂の結露を防止するために浴室の設備を見直すという方法もあります。

断熱性を上げたり、換気設備を見直したりすることで、快適なお風呂時間を過ごせるようになりますよ。

 

札幌ニップロでは、換気設備の交換・メンテナンスを承っております。

札幌市およびその近郊エリア (江別、岩見沢、北広島、恵庭、千歳、苫小牧、石狩、当別、小樽)等への出張修理に対応しております。

※その他のエリアにお住いのお客様はご相談ください!

古屋 潤(フルヤ ジュン)

約8年間、暖房や換気設備のお困りごとに対するアドバイス、メンテナンスを担当してきました。換気ダクト清掃の技術を学び、技術向上の為道具の開発や清掃方法も研究しています。「お客様を家族と思って応対してごらん」という教えを意識して、お客様にとってのベストな提案をいたします。

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