灯油ボイラーの寿命や耐用年数は?故障のサインや買い替えのポイントもご紹介
2022.11.19 UPDATE
こんにちは!住まいの設備会社 札幌ニップロです。
灯油ボイラーはこれからの寒い季節には欠かせませんよね。
本格的な冬に突入する前に「そういえば、うちの灯油ボイラーちょっと古いかも…」「なんだか調子が悪い気がする」そんなことはありませんか?
買い替えを検討しつつも決め手がなかったり、修理で対応できるかもと思って先延ばしにしたりしている方も多いのではないでしょうか。
今回は灯油ボイラーの寿命や耐用年数、灯油ボイラーの寿命を延ばすために行った方がいいこと、買い替えのタイミングについてご紹介していきます!
目次
灯油ボイラーの寿命や耐用年数はどのくらい?
灯油ボイラーの一般的な寿命は8~12年と言われており、メーカーの標準使用期間は10年となっていることが多いです。
ただ寿命は使い方や使用状況によって左右され、私たち札幌ニップロのデータでは8~20年とかなりばらつきも。
平均して15年ほどで交換されることが多いようです。
ちなみに、札幌ニップロでボイラーの交換依頼が多いのは暖房シーズン初めの9~11月。
寒くなったので暖房をつけたら故障に気づいた、というご依頼が多く、冷え込んだ日はお問合せが急増します。
ボイラーは高額なので、動くうちは修理で寿命を延ばしたいと思われるかもしれませんが、寿命が近づくと不具合を解消しても、また別の箇所が不具合を起こすことは少なくありません。
耐用年数を過ぎたからといって、即使用中止しなければならないということはありませんが、なんらかの不具合が出てきたら交換も検討しましょう。
また、灯油ボイラーの寿命を延ばすためには定期的なメンテナンスが大切です。
消耗部品の点検交換を定期的に行うことで、急な故障を未然に防げることもあります。
特に耐用年数を過ぎた灯油ボイラーは、こまめな点検が重要です。
安全に使うためにも日頃からボイラーの様子に気を配り、プロによる点検も受けるようにしましょう。
灯油ボイラーの故障の症状や買い替えを考えるポイントは?
灯油ボイラーに故障が起こると、さまざまな症状が見られます。
よくある不具合は以下の通りです。
● 異音がする、着火音が大きい
● 黒い煙が上がる
● 水漏れ
● お湯が出ない、お湯がぬるい、湯の温度が安定しない
● 油漏れ
● リモコンが効かない、エラーが出る
修理・部品交換で対応可能であることも多いですが、使用状況などによりボイラー本体交換が必要になるものもあります。
特に、黒煙が出るなど致命的な故障に関してはすぐに使用を中止し、点検を依頼しましょう!
高額な修理代になってしまう場合や、耐用年数に近い時期の故障も買い替えを検討するタイミングです。
エネルギーの切り替えという選択肢も。
灯油切れを気にしたくないという方や灯油の価格変動が気になる方は、この機会に他のエネルギーへの切り替えも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
ボイラー交換の際に、別のエネルギーに切り替えをされる方も多いです。
特に、電気ボイラーをお使いのご家庭では、交換時にエネルギーの切り替えをされる方がほとんど。
ガスボイラーへの入れ替えが65%、灯油ボイラーへの入れ替えが25%となっています。
「ガスって高いんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃいますが、ガスボイラーは新築の9割で採用されているくらい今は一般的なエネルギーになっています。
電気ボイラーの高額な光熱費にお悩みの方へ、札幌ニップロでは試算無料のランニングシミュレーションを行っています。
早めの交換で、光熱費がグッとお安くなるかもしれませんよ。
灯油ボイラーの寿命は10年前後!耐用年数を過ぎたら交換も検討を
灯油ボイラーの寿命は10年前後、標準使用期間は10年としているメーカーが多いです。
ただ使用状況により寿命は大きく左右され、8年で交換になることもあれば、20年使い続けているケースも。
プロによるこまめな点検を受けると、ボイラーを安心して長く使うことができます。
不具合や故障は修理で対応可能なケースもありますが、深刻な不具合の場合は直ちに使用を中止して交換を!
耐用年数に近い時期の故障も、修理ではなく交換のタイミングです。
また、交換時にはエネルギーの切り替えをされる方も多いです。
費用が高いイメージがあるものも、実際にシミュレーションして試算してみると意外とお安くなることがありますよ。
札幌ニップロでは、灯油ボイラーをはじめ、さまざまな暖房設備のメンテナンスを行っております。
エネルギー切り替えのシミュレーションも試算無料!
どうぞお気軽にご相談ください。