ロードヒーティングは豪雪だと溶けない?設置のメリットや種類を解説

2021.11.01 UPDATE

豪雪地の雪国

こんにちは!住まいの設備会社 札幌ニップロです。

 

北海道では、冬の雪かきが大変な重労働。

自宅の玄関前や駐車場にロードヒーティングを設置して、雪かきの負担を減らしたいと考える方は多いです。

 

「札幌のような豪雪地帯では、ロードヒーティングでは溶けないと聞いたけど…実際はどうなんだろう?」と、迷っている方もいるのではないでしょうか。

 

そこで、今回はロードヒーティングの効果的な設置方法について解説!

ロードヒーティングを設置するメリットや種類ごとの費用、注意点などをご紹介します。

 

 

ロードヒーティングは豪雪地帯だと全部溶けない?

「ロードヒーティングを設置しても、豪雪地帯では全部溶けない?」と、迷っている方はいませんか?

 

ロードヒーティングとは、地面の下に電熱線などを通して路盤を温めて、降ってきた雪を溶かして凍結を防ぐ設備です。

基本的に設置した場所の雪しか溶かしません。

 

また、すでに積もった雪や凍結した氷を溶かすには相当の時間を要してしまいます。

冬の間、毎日たくさんの雪が降り積もる豪雪地帯では、敷地内の除雪をすべてロードヒーティングで対応するのは難しいといえるでしょう。

 

しかし、だからといって「ロードヒーティングは意味がない」なんてことはありません!

ロードヒーティングを設置すれば雪かきの手間が軽減されるのは事実です。

 

敷地すべてにロードヒーティングを設置するのは、設置費用や光熱費を考えても現実的ではありません。

そのため、玄関前や駐車場、車の乗り入れスペースなど必要な場所にだけロードヒーティングを設置し、それ以外の場所は手作業による雪かきや、雪を捨てて溶かす融雪槽などを併用するという方法も良いと思います。

 

必要とする範囲が広くなりすぎないよう、道路から近い場所に玄関を設置する、駐車スペースにはカーポートを設置して雪が積もるのを防ぐといった工夫があると、より良いでしょう。

 

 

ロードヒーティングを設置するメリットとは?

ロードヒーティングを設置するメリットは、やはり除雪の手間を大きく減らせること!

降り積もった雪は重たく、除雪は大変な重労働です。

 

朝起きて出勤前に除雪、仕事から帰ってきたら日中に降り積もった雪の除雪、大量に積もるのを防ぐために雪が降ってる最中から除雪……冬の間は毎日のように、多いときには1日に何度も除雪が必要なケースもあるでしょう。

 

ロードヒーティングを付けておけば、雪が降ってきたそばから溶かすことができます。

特に、体力に自信がない方や、共働きで忙しい家庭、小さな子どもがいて頻繁に除雪に出るのが難しい家庭では、除雪の負担が大幅に減るのでおすすめです。

 

また、玄関前に雪が積もって凍結すると滑りやすくなります。

高齢者や小さな子どもがいる家庭では、転倒してケガをする心配も多いでしょう。

 

ロードヒーティングでしっかり雪を溶かすことができれば、転倒によるケガの心配も減らすことができますね。

 

ただし、先ほどお伝えした通り、ロードヒーティングは設置した部分の雪しか溶かすことはできません。

そのため、雪が溶けた敷地と雪が積もっている道路との境目に段差ができてしまいます。

この段差につまづいて転んだり、車が乗り入れる際に引っかかったりする可能性はあるため、積もった雪を削って段差をなくすなどの対応は必要となります。

 

 

ロードヒーティングの種類や融資制度もチェック!

コスト 計算

ロードヒーティングの雪を溶かす仕組みには、いくつか種類があります。

選ぶ際の参考に、それぞれの特徴をご紹介します。

 

雪の多い地域ではロードヒーティングの設置に融資制度を設けている自治体もあるため、あわせてお伝えしますね!

 

ロードヒーティングの種類

ロードヒーティングの仕組みには、大きく分けて3つの種類があります。

 

ボイラー式

地面下にパイプを設置し、ボイラーで加熱した不凍液を通して路盤を温めて雪を溶かします。

ボイラーの熱源は灯油かガスが主流です。

雪を解かすパワーが強いため、広範囲にロードヒーティングを設置したい場合に向いています。

 

ただし、設置費用が割高なことがデメリット。

定期的にボイラーの点検や不凍液の交換といったメンテナンス費用もかかります。

 

ロードヒーティング設置には路盤工事も伴い、広さや仕上げの方法によって金額の幅が大きく異なります。

ご依頼の際は、事前に現地調査を行った上でお見積もりいたします。

 

札幌のような豪雪地帯で広範囲にロードヒーティングを設置するなら、ボイラー式がおすすめです。

 

電気式

地面の下に電熱線を張り巡らせ、電気で電熱線を加熱して雪を溶かします。

スイッチを入れればすぐに加熱される立ち上がりの速さが特徴です。

設置費用は比較的安く、ボイラー式のように不凍液の交換などはありません。

 

広範囲に採用すると、​​ランニングコスト(電気代)が高くなってしまうのがデメリット。

そのため「玄関前だけ」「車の乗り入れスペースだけ」など、限定した範囲に設置することが多いです。

 

ロードヒーティング設置には路盤工事も伴い、広さや仕上げの方法によって金額の幅が大きく異なります。

ご依頼の際は、事前に現地調査を行った上でお見積もりいたします。

 

ヒートポンプ式

地面の下にパイプを通し、加熱した不凍液を通して雪を溶かすタイプ。

熱交換器で空気中の熱エネルギーを取り出すヒートポンプシステムを使って、不凍液を加熱します。

 

ヒートポンプ式は設置費用がやや高額ですが、光熱費はシステムを動かすための電気代のみでほぼ済むため、比較的ランニングコストを抑えることができます。

 

デメリットは不凍液は定期的な交換が必要なことと、機器の寿命が比較的短いこと。

また、​​送水温度がボイラー式よりも低いため、スイッチを入れてからしっかり加熱されるまで時間がかかります。

 

​​ロードヒーティング設置には路盤工事も伴い、広さや仕上げの方法によって金額の幅が大きく異なります。

ご依頼の際は、事前に現地調査を行った上でお見積もりいたします。

 

ロードヒーティング設置費用に対する融資制度がある!

雪の多い地域では、個人や法人がロードヒーティングを設置することに対して、無利子の融資制度を設けている自治体もあります。

 

たとえば札幌市では「融雪施設設置資金融資あっせん制度」があります。

 

個人や法人が対象で、ロードヒーティング設置費用に対して300万円までを無利子・無担保で融資を受けることができます。

融資枠が決まっていて、上限に達し次第受付が終了となります。

 

毎年、一定の期間で応募を受け付けているので、ロードヒーティングの設置を検討している方はこういった制度も上手に利用してみましょう。

お住まいの自治体のホームページをぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

ロードヒーティングで雪は溶けない? 効果的な設置方法を知ろう

「豪雪地帯なら、ロードヒーティングでは雪が溶けないから意味がない」と思っている方、そんなことはありません!

 

確かに、敷地内の雪をすべてロードヒーティングで対応することは難しいです。

しかし、ポイントを押さえて必要な部分に設置し、融雪槽などと併用しながら利用することで効果的に除雪することができます。

 

ロードヒーティングを上手に設置し、冬の除雪の負担を減らしましょう!

 

札幌のような豪雪地帯で広範囲にロードヒーティングを設置するなら、ボイラー式がおすすめです。

 

札幌ニップロは住宅設備のプロ!

ニップロでもロードヒーティングの施工や設備の取り換え、点検などを行っています。

ロードヒーティングのお悩みや検討など、ぜひご相談くださいね。

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