エコキュートの選び方【寒冷地版】容量や使える補助金のまとめ
2026.04.18 UPDATE

エコキュートの導入や交換を検討する際、「どのメーカーを選べばいいのか」「容量はどれくらい必要か」と迷う方は多いのではないでしょうか。
特に寒冷地では、外気温の影響を受けやすいため、エコキュートの性能や仕様が使い勝手に大きく関わってきます。単に価格や機能だけで比較するのではなく、地域環境や使用条件に合った機種を選ぶことが重要です。後になって「思ったよりお湯が足りない」「寒い日に性能が落ちた」といったトラブルにつながるケースもあります。
今回は、寒冷地で多く採用されている長府製作所のエコキュートに焦点をあてながら、メーカーの選び方、容量の選び方、補助金の活用といったポイントを整理していきます。これからエコキュートの導入や買い替えを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
エコキュートのメーカーはどう選ぶ?
エコキュートは複数のメーカーから販売されていますが、選ぶ際に重要なのは、住宅条件や使用環境に適しているかどうかです。
国内の主なメーカーとしては、パナソニック・三菱・ダイキン・日立・コロナ・長府製作所などが挙げられます。それぞれに特長があり、機能や対応地域、価格帯も異なります。カタログのスペックだけを見ていると判断が難しいですが、居住地域の気候に着目することで選択肢を絞り込みやすくなります。
特に寒冷地では、次のような点を確認しておきたいところです。
- 低外気温でも安定して運転できるか
- 給湯能力が十分か
- 設置環境に対応できるか
寒冷地では、給湯や暖房にかかるエネルギーの割合が大きくなるため、機種選びがそのまま光熱費にも影響してきます。冬場の電気代が気になっている方にとっては、エコキュートの性能差が家計に直結する問題でもあるわけです。
その中で、今回ご紹介する長府製作所のエコキュートは、全機種が寒冷地仕様として設計されている点が大きな特長です。寒冷地での使用を前提に機種を検討しやすく、地域環境に合わせた導入を考えやすいメーカーの一つといえます。
長府製作所のエコキュートの特長
長府製作所のエコキュートは、寒冷地での使用を前提としながら、運用面やコスト面にも配慮された設計が特長です。以下に、特に注目したいポイントをまとめます。
電気契約を活かした運用がしやすい
既存の電気契約を活かしながら設備更新をしやすい点は、長府製作所の機種を検討するうえで注目したいポイントです。特に北海道電力のドリーム8のように、解約後に再契約できない契約を利用している場合は、機種選定の段階でしっかり確認しておきたいところです。
「設備を新しくしたいけれど、せっかくの電気契約を手放したくない」という方にとって、既存契約との親和性は見落としがちながら非常に重要なポイントです。導入前に現在の電気契約の種類と条件をあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
ヒートポンプによる高効率運転
エコキュートは空気中の熱を利用してお湯をつくるヒートポンプ技術を採用しており、少ない電力で効率よく給湯できるのが特長です。
従来の電気温水器は電力を熱に変換する際のロスが大きいのに対し、ヒートポンプ式は空気中の熱エネルギーを「集めて使う」仕組みのため、エネルギー効率が根本的に異なります。この違いが、長期的なランニングコストの差につながります。
実際の導入事例では、年間電力量が4割削減となったケースもあります。ランニングコストを見直したい方にとって、こうした実測データは参考になるでしょう。電気代が高騰している昨今、約半分の電力で同等の給湯ができるという数字は、導入を後押しする大きな根拠になります。
寒冷地での使用を前提とした設計

長府製作所のエコキュートは全機種が寒冷地仕様です。寒さが厳しい地域では、外気温の低下によって給湯機の性能差が使い勝手に表れやすくなります。そのため、寒冷地対応を前提に選べること自体が大きな安心材料になります。
特に真冬の北海道では、屋外気温がマイナス15℃を下回る日もあります。一般仕様の機種では低温環境での運転に限界が生じることがありますが、寒冷地仕様として設計された機種であれば、そのような環境下でも安定した運転が期待できます。機種ごとに「対応外気温」を確認する手間が省けるのも、全機種寒冷地対応ならではのメリットです。
施工性に配慮された構造
長府製作所のヒートポンプ機器には、一体型構造を採用した機種があり、冷媒配管工事が不要になるなど、施工面でのメリットもあります。設置条件によっては工事のしやすさが機種選定に影響するため、この点も確認しておきたいポイントです。
一体型構造は、設置スペースが限られている住宅や、リフォームのタイミングで導入を検討している場合にも選択肢に入りやすいタイプです。工事の手間や時間が抑えられることで、トータルの導入コストを抑えやすくなる場合もあります。
エコキュートの容量の選び方の目安は?
エコキュートを選ぶうえで、容量は使い勝手に直結します。一般的な目安としては、370Lは2〜4人世帯向け、460Lは4人以上、またはお湯の使用量が多い家庭向けとされています。
ただし、家族人数だけでなく、お風呂の回数、シャワーの使い方、来客の有無などによっても必要な湯量は変わります。単純に人数だけで決めるのではなく、実際の使い方に合わせて考えることが大切です。
たとえば、4人家族でも全員が毎日湯船に浸かり、朝シャワーも浴びるような家庭では、460Lでも余裕がないケースがあります。一方、シャワーメインの生活スタイルであれば、370Lで十分という場合もあります。「念のため大きい方にしておこう」という選び方も一つですが、設置スペースや費用とのバランスも考えて選ぶと後悔が少なくなります。
主な型式と特徴
フルオートタイプ
EHP-3705BX-K(370L)
EHP-4605BX-K(460L)
フルオートタイプは、追いだきや自動保温などに対応しており、おふろの使い勝手を重視したいご家庭に向いています。毎日の入浴をできるだけ手間なく使いたい場合は、フルオートタイプが選ばれることが多いです。お湯が冷めたら自動で温め直してくれる機能は、家族の入浴時間がバラバラな家庭にとって特に便利です。
オートタイプ
EHP-3705BA-K(370L)
EHP-4605BA-K(460L)
オートタイプは、基本的な給湯機能を備えたシンプルなタイプです。必要な機能を押さえつつ、コストバランスを重視して選びたい場合に適しています。初期費用をできるだけ抑えたい方や、追いだき機能をあまり使わない方にとっては、オートタイプで十分なケースも多いです。
型式を見るときは、フルオートかオートかという機能面だけでなく、370Lか460Lかという容量面もあわせて確認することが大切です。
家族構成の変化によりサイズダウンも
電気温水器からエコキュートへ交換する場合、これまでと同じ容量で考える方も多いですが、実際には使用状況に応じてサイズダウンできるケースもあります。
電気温水器は一般的に容量が大きめに設定されていることが多く、エコキュートへの切り替え時に同じ容量を選ぶと、必要以上に大きな機種を選んでしまうことがあります。容量が大きいほど本体価格も上がる傾向があるため、適切な容量の見直しは費用削減につながることもあります。
容量を見直すことで、本体サイズや設置条件、費用面のバランスが取りやすくなることもあります。サイズダウンの考え方については、以下の記事も参考になります。
電気温水器のサイズ目安は?460Lから370Lへの交換事例と補助金術
電気温水器からエコキュートに変更した施工事例
電気温水器からエコキュートへ入れ替えたケースでは、設置条件や使用状況に応じて機種が選定されています。
補助金を活用して導入費用を抑える

エコキュートは国の補助制度の対象となっており、条件を満たすことで導入費用を抑えることができます。本体価格や工事費を含めると、エコキュートの導入には一定のコストがかかります。だからこそ、補助金制度をしっかり活用することが、賢い選択につながります
ほくでんエコ替えキャンペーン
対象工事であればざっくりこのくらい補助金が出るので、是非活用したいところです。
✔ 給湯(エコキュート):8万円
✔ 蓄暖からエアコン:8万円
✔ 暖房(温水):13万円
✔ 暖房給湯同時:最大21万円
✔ 撤去加算:+4万円
給湯省エネ2026事業
対象工事であればざっくりこのくらい補助金が出るので、是非活用したいところです。
✔ エコキュート:最大10万円(2台まで)
✔ 蓄熱暖房機撤去:+4万円(2台まで)
✔ 電気温水器撤去:+2万円(2台まで)
条件に合えば、合計で最大20万円の補助が受けられるケースもあります。補助金は毎年内容が見直される可能性があるため、導入を検討する際は、対象機種や申請条件、申請時期などを事前に確認しておくことが大切です。
また、補助金となるのは提携工事店での工事のみとなり、また申請のタイミングを逃してしまうと受け取れなくなるケースもあるため、注意が必要です。
札幌ニップロはどちらも提携工事店となっておりますので、補助金を含めたご相談につきましてもアドバイスさせていただきます。
まとめ
今回は、長府製作所製のエコキュートについて機種選びのポイントをまとめてみました。
エコキュートは、単にメーカー名だけで選ぶのではなく、寒冷地かどうか、現在の電気契約をどう活かすか、どのくらいのお湯を使うか、補助金をどう活用するかといった視点から検討することが重要です。長府製作所のエコキュートは、全機種寒冷地仕様であることに加え、既存の電気契約を活かした運用のしやすさ、ヒートポンプによる高効率運転、370L・460Lの容量展開、フルオート・オートの選択肢など、寒冷地での導入を考えるうえで整理しやすい特長があります。
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