ファインバブル給湯器はどれを選ぶ?今の設備に合わせた選び方を解説
2026.05.20 UPDATE

こんにちは、住宅設備会社の札幌ニップロです。
今日は、美容や掃除に効果のあるといわれている「ファインバブル機能」付の給湯器についてまとめてみました。
給湯器や、シャワーヘッドを検討するときに、「ウルトラファインバブル」「マイクロバブル」「ファインバブル」という機能が比較されていることが増えてきたので、実際自分の家だとどれなんだろう?費用はどのくらい違うのか、等気になっている方も多いのではないでしょうか。
具体的には、
- 長府製作所のウルトラファインバブル搭載石油給湯器
- リンナイのマイクロバブル・ウルトラファインバブル対応ガス給湯器
- ダイキンやパナソニックのファインバブル対応エコキュート
- ReFaやミラブルなどの後付けシャワーヘッド型
といった選択肢が一気に広がっています。
ただ、実際に調べ始めると、
「ウルトラファインバブルとマイクロバブルって何が違うの?」
「うちは灯油ボイラーだけど対応してる?」
「給湯器を交換しないと使えないの?」
「家中で使えるタイプと、一部だけのタイプは何が違う?」
…といった疑問が出てくる方も多いようです。
結論からお伝えすると、ファインバブル機能は「どの商品が一番良いか」ではなく、今の家の給湯設備によって選べるタイプが変わります。
この記事では、ファインバブル機能に興味を持ち始めた方向けに、「あなたの家ならどのタイプが選択肢になるのか」という視点で整理していきます。
目次
そもそもファインバブルとは?マイクロバブルとの違いも解説

ファインバブルとは、非常に小さな気泡の総称です。
一般社団法人ファインバブル産業会の定義では、直径100μm(マイクロメートル)未満の泡全体を「ファインバブル」と呼び、さらに以下のように分類されています。
| 種類 | 直径の目安 |
|---|---|
| マイクロバブル | 1μm以上100μm未満 |
| ウルトラファインバブル | 1μm未満 |
ウルトラファインバブルはより微細で、水中に長時間とどまりやすいという特性があります。一方、マイクロバブルは白濁したお湯として目で見やすく、浴槽に溜めたときの白さが特徴的です。
ただ、住宅設備として選ぶ際には、「ウルトラかマイクロか」だけにこだわる必要はそれほどありません。それよりも、
- 家中で使えるタイプか、一部だけか
- 給湯器の交換が必要か、今の設備を活かせるか
のほうが、実際の使い方に大きく関わります。
最近は美容目的だけでなく、「毎日のお湯環境を住宅設備レベルで見直す機能」として、給湯器本体への搭載が増えてきている状況です。
ファインバブルの機器の選び方は「今の給湯設備」で決まる
ファインバブル機能を検討するとき、まず確認したいのが現在の給湯設備の種類と状態です。
「気になるから何か買おう」ではなく、「今の家ならどのタイプが対応できるか」を整理するのが、選び方の出発点になります。
設備別の選択肢まとめ
| 今の設備・状況 | 主な選択肢 | 対応範囲 |
|---|---|---|
| 灯油ボイラーを交換予定 | 長府製作所の石油給湯器 | 家中 |
| ガス給湯器を交換予定 | リンナイのガス給湯器 | 家中 |
| エコキュートを交換予定 | ダイキン・パナソニック等 | 家中 |
| 今の給湯器はまだ使う | ReFa・ミラブル等(後付け型) | 使用箇所のみ |
| まずお試ししたい | ReFa・ミラブル等(後付け型) | 使用箇所のみ |
給湯器一体型は家中すべての給湯配管に対応できるのに対し、後付け型はシャワーや特定の蛇口など、取り付けた箇所のみの利用になります。
給湯器・ボイラーの交換を考えているなら一体型も選択肢に
現在の給湯器や灯油ボイラーが古くなってきた場合、交換のタイミングでファインバブル機能付き給湯器を検討しやすくなります。
給湯器一体型の最大の特徴は、給湯器本体でファインバブルを発生させ、家中のお湯として供給できる点です。
浴室だけでなく、洗面所・キッチン・洗面化粧台など、給湯配管につながる場所全体で利用できます。「毎日使うお湯環境そのものを変える」イメージに近いです。
灯油ボイラーなら:長府製作所のウルトラファインバブル搭載石油給湯器
灯油ボイラー(石油給湯器)を使用しているご家庭には、長府製作所のウルトラファインバブル搭載モデルが選択肢になります。
2025年3月より、石油給湯器として業界初となるウルトラファインバブル搭載機種を発売。給湯器内部でウルトラファインバブルを発生させ、家全体のお湯に供給できます。
同社の製品情報では、肌水分量の改善効果や、排水管の汚れ除去、ピンク汚れ原因菌への作用なども紹介されています(※使用環境・条件により異なります)。
灯油ボイラーを長年使ってきたご家庭では、「どうせ交換するなら、機能も見直したい」という検討がしやすいタイミングです。
ただし、通常の石油給湯器と比較すると本体価格は高めになる傾向があります。「何を優先するか」を整理したうえで検討されることをおすすめします。
こちらのページも参考にしてみてください。
ガス給湯器なら:リンナイのマイクロバブル・ウルトラファインバブル対応機種
都市ガスやLPガスの給湯器をご使用の場合は、リンナイのバブル機能搭載ガス給湯器が選択肢になります。
リンナイでは、マイクロバブルとウルトラファインバブルを組み合わせた給湯技術を「Air Bubble Technology」として展開しており、白濁のお湯・うるおい感・リラックス感などを特徴としています。
ガス給湯暖房熱源機タイプも展開されているため、暖房設備と組み合わせたシステム導入も検討できます。
ただし、マンションや集合住宅では設置条件によって対応機種が限られるケースもあります。「ガスだから何でも選べる」ということではなく、設置環境を確認したうえで機種を選ぶことが大切です。
エコキュートなら:ダイキン・パナソニックなどが対応
オール電化住宅でエコキュートをご使用の場合も、ファインバブル機能を検討できる機種があります。
- ダイキン:ウルトラファインバブルアダプター対応のエコキュートを展開
- パナソニック:ウルトラファインバブルや「美泡湯eco」対応機種を展開
エコキュートの場合、電気料金プランや補助金制度、貯湯タンクの容量、交換時期なども含めて総合的に検討するケースが多いです。「ファインバブルのためだけに交換する」というよりも、エコキュート交換のタイミングで機能も比較するという流れが自然です。
今の給湯器をまだ使いたいなら後付け型という選択肢も
「給湯器はまだ壊れていない」「交換時期ではない」「まず試してみたい」という場合は、後付けタイプのシャワーヘッドやバスグッズも選択肢になります。
代表的なものとして、ReFa(リファ)やミラブルなどがあります。
後付け型の特徴は、給湯器本体の交換なしに導入できる手軽さです。まずファインバブルの使用感を確かめてみたい方にも向いています。
一方で、給湯器一体型と異なり、取り付けた箇所のみの利用になります。家全体のお湯環境を変えたいという目的には、一体型のほうが適しています。
家中で使いたいか、一部分だけでいいか
ファインバブル機能を選ぶ際、意外と重要なのがこの視点です。
家中のお湯環境を変えたい場合
→ 給湯器・ボイラー一体型が向いています。
浴室・洗面所・キッチンなど、給湯配管につながるすべての場所でファインバブルのお湯が使えます。給湯器交換のタイミングで検討するケースが多いです。
一部分だけ使えれば十分な場合
→ 後付け型が向いています。
導入コストを抑えやすく、今の設備を活かしながら使えます。「まずシャワーだけ試したい」「浴室だけで使えれば十分」という方には現実的な選択肢です。
あなたの家ならどれが選択肢になる?

ここまでの内容を整理すると、考え方はシンプルです。
給湯器・ボイラーの交換を検討している
→ 給湯器一体型を検討するタイミング
- 灯油ボイラー → 長府製作所の石油給湯器
- ガス給湯器 → リンナイのガス給湯器
- エコキュート → ダイキン・パナソニック等
今の給湯器はまだ使いたい
→ 後付け型(ReFa・ミラブル等)が選択肢
家中のお湯環境をまるごと変えたい
→ 給湯器一体型向き
まず試してみたい・一部分だけでよい
→ 後付け型向き
「どの商品が一番優れているか」を比較するというより、「今の家ならどのタイプが選べるか」を整理するほうが、判断がしやすくなります。
まとめ|ファインバブル給湯器は「今の設備」で選択肢が決まる
ファインバブル機能付きの給湯器・ボイラーは、近年かなり選択肢が広がっています。しかしその分、どれを選べばいいか迷いやすいのも事実です。
選び方のポイントをまとめると、
- 給湯器を交換予定なら:熱源の種類(灯油・ガス・電気)に合わせて一体型を検討
- 今の設備を使い続けるなら:後付け型(ReFa・ミラブル等)が選択肢
- 家中で使いたいなら:給湯器一体型が向いている
- 一部分だけ試したいなら:後付け型から始めるのが現実的
ファインバブル機能は、「人気の商品を選ぶ」ことより「今の家で使えるタイプを正確に把握する」ことがスタートになります。
給湯器の交換や設備の見直しを検討している方は、ファインバブル機能も含めて機種を比較してみてはいかがでしょうか。
※本記事は住宅設備の選び方を整理する目的で作成しています。各製品の詳細スペックや価格、補助金については、ご相談の時期により条件が異なることがありますので、ご相談下さい。
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