電気温水器の交換はどこに頼む?札幌で補助金を活用し賢く交換する秘訣
2026.09.01 UPDATE

こんにちは。住まいの設備会社 札幌ニップロの杉中です。
物価高に悩まされる近年、価格の高騰は電気代も例外ではなく、冬の間の電気代の請求書を見て驚かれた方も多いのではないでしょうか。
特に、10年〜15年ほど使用している「暖房・給湯一体型の電気温水器」をお使いの場合、電気代の上昇に加え、機器の経年劣化による運転効率の低下や不具合へのリスクも高まり、「使い続けているものの不安が尽きない」「そろそろ交換を考えたい」というお客様も多くなります。
ただ、いざ交換を検討し始めると、「どこに依頼すればよいの?」「そもそも電気のままでよいの?灯油やガスに変えた方がよい?」「交換費用はどれくらいかかる?」といった疑問が次々に浮かび、なかなか判断が難しいものです。
そこで今回は、札幌という寒冷地の特性も踏まえながら、業者選びのポイントや、設備の選択肢とそれぞれのメリット・注意点について分かりやすく解説していきます。
目次
札幌での電気温水器交換の業者選び、大切にしたい3つのこと
インターネットで調べるとたくさんの業者さんが出てきて、どこに頼むべきか迷ってしまいますよね。
設備交換は一度行うと10年〜15年は使い続けることになるため、業者選びはとても重要です。
単に価格だけで判断するのではなく、長期的な視点で検討することが大切なので、次の3つのポイントを参考にしてみてください。
1. お客様の暮らしに合った提案をしてくれるか
設備選びでよくある失敗は、「今と同じ機種でいいだろう」と安易に決めてしまうことです。
使い始めの頃と今を比較してみてください。例えば、
- 子どもが独立して、家族構成が変わっている
- 働き方が変わって、在宅時間が増えている
- 昔ほど高い室温にしなくても良いなど、暖房の使い方が変わっている
といった変化がある場合、以前と同じ設備が最適とは限りません。
親身になって提案してくれる業者は、
- 何人で暮らしているか
- 冬の室温はどの程度にしているか
- お湯の使用量はどれくらいか、よく使う時間帯はいつか
といった生活スタイルまでじっくりヒアリングした上で提案を行います。
こうした情報をもとにお客様の「今の暮らし」に合わせて選んだ設備は、結果的に光熱費の無駄を減らし、快適性の向上にもつながります。
2. 補助金の手続きまでしっかりサポートがあるか
2026年度も「給湯省エネ事業」などの国の補助金制度が継続されており、条件を満たせば数万円〜十数万円程度の補助を受けられる可能性があります。
ただし、対象機種の条件、申請のタイミング、必要書類などが複雑で、個人で対応するのは負担が大きいのが実情です。
そのため、見積り段階から「どの補助金が使えるか」「いくら戻ってくる見込みか」を明確に説明し、面倒な申請まで丸ごとサポートしてくれる業者を選ぶことが重要です。
3. 北海道の冬を知り尽くしているか
長い目で見た場合、実はここが一番大切なポイントかもしれません。
札幌をはじめとする北海道では、冬の最低気温が氷点下になるため、設備の選定には地域特有の配慮が必要です。
本州とは異なる「寒冷地ならでは」設計・施工のノウハウが絶対に欠かせません。
寒冷地での施工実績が豊富な業者であれば、こうしたリスクを事前に回避する提案が可能です。
電気温水器からエコキュートへ交換するメリットとは?
近年、暖房・給湯一体型の電気温水器からの交換先として、多く選ばれているのが「エコキュート」です。
エコキュートは、空気中の熱を利用してお湯をつくる「ヒートポンプ式」の給湯器です。
電気温水器のように電気ヒーターでお湯を沸かす方式と比べて消費電力が少なく、高い省エネ性能を実現しています。
エコキュートへ交換するメリット
- 電気代を大幅に抑えられる可能性がある:従来の電気温水器よりも少ない電力でお湯を作ることが出来るため、給湯にかかる電気代を抑えられる可能性があります。特に築10年以上、暖房・給湯一体型電気温水器をお使いの場合は、省エネ効果を実感される可能性が高いです。
- 補助金を活用しやすい:国の「給湯省エネ事業」の対象機種となっているものが多く、条件を満たせば補助金を利用できる場合があります。また、北海道にお住まいの方は、北海道電力の「ほくでんエコ替えキャンペーン」の対象となる場合もあり、国の補助金と併用できるケースがあります。活用できる制度によって初期費用を抑えられるため、交換を検討される方が増えています。
- オール電化を継続できる:「火を使いたくない」「IHを使っているのでオール電化を続けたい」というご家庭でも、そのままオール電化住宅を維持しながら省エネ化を図れます。
このように、給湯部分をエコキュートに変えるだけでも大きな省エネ効果が期待できます。 ただし、現在「暖房・給湯一体型」の電気温水器をお使いのご家庭の場合、お湯(給湯)だけでなく「冬場の暖房をどう確保するか」もあわせて考える必要があります。
ヒートポンプ暖房を検討中の方が知っておくべきこと

最近注目されている「ヒートポンプ暖房」について、気になるメリット・デメリットをまとめました。
ヒートポンプ暖房のメリット
- ランニングコストが削減できる:家の断熱性能などにもよりますが、電気ボイラーと比較した場合、光熱費が半分程度になる可能性もあります。
- 火を使わず安全性が高い:燃焼を伴わないため、万が一の心配が少なく安全性が高い暖房方式です。
- 補助金が活用できる:北海道にお住まいなら「ほくでんエコ替えキャンペーン」の補助金が活用できる場合があります。
ヒートポンプ暖房のデメリット・注意点
- 温水の送水温度が現在の機種より低温:現在の機種が真冬に約50℃以上で使用されている場合は、物足りなさや肌寒さを感じるかもしれません。
- 天候を考慮した設置環境が必要:屋外に室外機の設置が必要となるため、積雪や吹雪の影響を受けて不具合が起こらないように、あらかじめ対策が必要です。
- 初期費用が高くなりやすい:初期の導入費用は、灯油セントラルなどと比較すると高くなる傾向があります。
- 室外機の音への配慮も必要:静かな状況だと室外機の運転音が気になる場合があるので、寝室の位置やお隣の家との距離なども踏まえて設置場所を検討する必要があります。
もちろん「節約も大事だけど、暖かさも我慢したくない」ですよね。
札幌ニップロでは、お客様の現在の設定温度を確認した上で、もし約50℃以上での運用が必要な場合は、以下のような対策をご提案しています。
- 「給湯は電気、暖房は灯油」という組み合わせを選択する。
- 寒冷地エアコンやFFストーブを「補助暖房」として併用する。
「暖かいのが当たり前」の札幌だからこそ、光熱費の安さだけでなく、快適さを犠牲にしない選択が何より大切だと私たちは考えています。
【パターン別】電気温水器から交換するメリット・デメリット
今お使いの電気温水器(暖房・給湯一体型)からの交換を考える場合、選択肢として主に3つのパターンがあります。
それぞれのパターンのメリットと注意点を、コスト面とあわせて比較してみましょう。
| 交換パターン | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 全て省エネ電化 (エコキュート+ヒートポンプ暖房) |
・火を使わないため、空気がクリーンで安心。 ・ランニングコストは灯油に比べて抑えられる可能性が高い。 ・国の補助金が最も手厚い傾向にある。・ほくでんエコ替えキャンペーンが活用できる場合がある。 |
・初期導入費用が高め。 ・屋外にヒートポンプユニット(室外機)を設置するスペースが必要。 |
| 全て灯油 (エコフィールなど) |
・暖房能力が高く、真冬の厳しい寒さでも快適。 ・初期費用は電化設備に比べて抑えられる場合が多い。 |
・灯油価格の変動に左右される。 ・定期的な給油の手間が発生する。 ・灯油タンクの設置場所が必要。 |
| ガス (暖房給湯一体型エコジョーズなど) |
・光熱費の削減が期待できる。 ・お湯切れの心配がない。 ・タンクが不要で省スペース。※プロパンガスの場合はガスボンベの設置が必要です。 |
・毎月のガス基本料金が発生する。 ・燃料(ガス)の価格変動がある。 |
このように、どれも一長一短があって「これなら完璧!」と言い切れないのが判断の難しいところです。
そこで、特にお問い合わせが多いパターン①の「全て省エネ電化(ヒートポンプ暖房)」について、札幌の冬でも本当に大丈夫なの?という点も含めて、もう少し詳しくお話ししていきますね。
設備選びにおいて重要なのは「コスト」と「快適性」のバランスです。
札幌ニップロの施工事例:オール電化のまま光熱費を抑える「エコ替え」
実際に札幌ニップロで担当させていただいた、札幌市中央区の戸建て住宅での事例をご紹介します。
【交換前】日立製 暖房給湯一体型 電気温水器(BE-AH46CLBU)
セントラルヒーティングの熱源として長年使用されていましたが、昨今の電気代高騰により、冬場の光熱費が大きな家計の負担となっていました。
【交換後】長府製作所製 ヒートポンプ暖房(エネフロー AEYC-1044MHX)、長府製作所製 エコキュート(EHP-3705BX-K)
これまでのセントラルヒーティング(パネルヒーター)の設備はそのまま活かしつつ、オール電化を維持したまま省エネ性能を大幅に向上させました。
この事例のポイント
- お得な電力契約を継続!
現在は新規加入ができない「ホットタイム22ロング」契約ですが、ヒートポンプ暖房に変えても解約せずに継続することができます。
お得な契約はそのままに、さらに機器の効率を大幅に上げることで電気代の節約に繋げました。
- スムーズな施工で安心!
オール電化の利便性を維持しつつ、他の熱源への転換で発生しがちな大掛かりな壁貫通工事などを最小限に抑えることで、施工に対するお客様の不安を解消しました。
2026年度、いま使える補助金について
2026年度も、国や電力会社による強力な支援制度が用意されています。
これらを賢く組み合わせることで、交換費用を大きく抑えることが可能です。
詳しい内容は、ぜひこちらの解説記事もチェックしてみてください。
- 【国・ほくでん併用】2026年度の補助金キャンペーン詳細はこちら (いくら戻る?併用のコツは?といった疑問にスタッフがお答えしています)
- 【住宅省エネ補助金】リフォームで使える制度の解説はこちら (今回の給湯器交換で対象となる、国の補助制度について詳しく紹介しています)
補助金の制度は少し複雑ですが、私たち札幌ニップロは常に最新の情報を確認しています。
「わが家の場合はどの組み合わせが一番お得?」と気になった方は、お見積りと合わせてシミュレーションいたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
まとめ:後悔しない電気温水器の交換のために
電気温水器の交換において大切なポイントを振り返ります。
- 業者選びのコツ:安さだけでなく、提案力、補助金の知識、札幌での施工実績の豊富さも確認した上で選ぶ。
- コストバランス:初期費用を抑えるなら「灯油」、長期的な光熱費を抑えるなら「省エネ電化」が有利になる。
- 温度設定のチェック:現在の暖房の設定温度を確認し、ヒートポンプ暖房のみで足りるか検討する。
電気温水器の交換は、これからの10〜15年の暮らしを左右する大切な節目です。
今の設備をただ新しくするだけでは、本当の意味で「毎日が快適になった」と実感するのは難しいかもしれません。
私たち札幌ニップロは、単に後継機種をご案内するのではなく、お客様の「お住まいの間取り」や「ご家族の人数・お湯の使い方」などをじっくり伺いながら、一軒一軒に合わせた暮らし方をご提案しています。
建物の構造や日々の生活スタイルをふまえて考えることで、ようやく「これなら安心だね」と思えるプランが見えてくるからです。
「うちはどう選ぶのがいいんだろう?」と迷われたら、まずは今お使いの機種がどのようなものか、お気軽にお聞かせください。
それを入り口に、今の暮らしでのお困りごとや「冬をどう過ごしたいか」を一緒に整理しながら、数年先まで納得できる交換プランを考えていきましょう!
もちろん、「まだ考え始めたばかりで……」というご相談も大歓迎です。
これからの冬を、より暖かく、より軽やかに過ごすためのお手伝いができれば嬉しいです!
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