風呂場のピンク汚れと水垢の正体は!?お掃除方法をご紹介
2025.07.14 UPDATE

こんにちは!札幌ニップロです。
お風呂は毎日使う場所だからこそ、いつでも清潔に保ちたいですよね。
でもすぐに発生するピンク汚れや水垢…どうやって掃除したらいいの?どうやったら予防になるの?という方も多いのではないでしょうか?
今回は、ピンク汚れ・水垢などお風呂に発生しやすい厄介な汚れへの対処法、予防のポイントとあわせ、基本のお風呂掃除の方法もご紹介します!
目次
ピンク汚れと水垢!お風呂の2大汚れの掃除方法
浴室のピンク汚れについて
ピンク汚れの正体は?
お風呂場に発生しがちなピンク色の汚れ。こすれば簡単に落ちますが、またすぐに発生していまいますよね。
ピンク汚れの正体は、「ロドトルラ」という酵母菌の一種です。水分・湿気・栄養(石けんカスなど)が揃うとすぐに繁殖します。しかも、栄養が少なくても増殖しやすく、増殖スピードが速いため、掃除をしてもすぐにまた発生してしまいます。
ピンク汚れの掃除方法
浴室用洗剤をスポンジに取り、こすり洗いでOK!
ピンク汚れは黒カビのようにこびりついているわけではないので、スポンジに浴室用洗剤をつけて、こすり洗いをすれば落とすことができます。
しかしながら、水だけでは汚れが残ってしまうことがあるので、浴室用洗剤を使用します。
また、ピンク汚れがスポンジに移ってしまう場合があるので、使用後のスポンジはよくすすぐか、使い捨てが安心です。
ピンク汚れの発生予防方法
お風呂から上がる時に、シャワーで石けんカス等の汚れを流しておく事、また、その際に水のシャワーを使用し浴室の温度を下げておくことも大切です。
浴室の温度が高い状態のままだと、ピンク汚れだけでなくカビの元にもなってしまうので、一手間ですがお風呂の後は水のシャワーで温度を下げておきましょう。
その後、浴室全体をタオルで水気を拭き取っておくと繁殖が防げますが、浴室全体を乾拭きするのは大変ですよね。
ピンク汚れが繁殖しやすい床の隅や排水口まわり、シャンプーボトルの底などを拭き取っておくだけでも効果があります。
最後に換気もしっかり行いましょう。
浴室に発生しやすい水垢
水垢の正体は?
水垢は、お風呂場にいつの間にかできている白いうろこ状の汚れのこと。
その正体は、水道水のミネラル分(カルシウムやマグネシウム)が固まったものです。
入浴時に飛び散った水滴をそのままにしておくと、水分は次第に蒸発しますが、水滴に含まれるミネラル成分はそのまま残って結晶化して水垢の原因となります。
水垢の掃除方法
水垢汚れは、できてからそれほど時間が経っていなければ比較的簡単に落とせるため、こまめにお掃除することが大切です。
ところが、時間が経ってしまうと落とすのが困難になってしまう上、その水垢汚れに洗剤成分や皮脂など他の汚れが混ざってしまうと、さらに落としにくくなってしまいます。
水垢は「アルカリ性」の特性を持っているため、弱酸性の洗剤が効果的です。
また、水垢とは別の「湯垢」もあります。特徴として、色が茶色や黄色でヌルヌルしており浴槽の周りやお風呂場の隅などに発生します。
湯垢は「酸性」の汚れなので、アルカリ性洗剤を使って落とすのが効果的です。水垢とは掃除方法が異なるので水垢なのか湯垢なのか確認してお掃除しましょう!
水垢の発生予防方法
ピンク汚れと同様に、水気、石鹸やシャンプーなどの泡が残っていると、水垢の要因となります。
お風呂から出る際には、鏡や壁、床などに泡がないかチェックして、残っていたらしっかりと洗い流します。
入浴後の換気も忘れずに行いましょう。
ピンク汚れと水垢撃退!風呂掃除をする前の準備
準備するもの
・ゴム手袋
・スポンジ
・細いブラシ(歯ブラシでもOK)
・床用ブラシ
清掃アイテムをあらかじめ用意しておくことで、スムーズに掃除を始められます。
洗剤の選び方
浴槽やタイルの素材を傷めないためにも、洗剤選びはとても重要です。
強い洗剤は浴槽やタイルなどの素材を痛めてしまう可能性があるため、まずは中性の浴室用洗剤を使用し、落ちにくい汚れには塩素系漂白剤を部分的に使ってみましょう。
重曹やクエン酸もお風呂掃除に適していますが、洗浄力が緩やかなので溜まった汚れを落とすというより日常の軽い汚れに使用するのがおすすめです。
⚠️ クエン酸と塩素系漂白剤を混ぜると有毒ガスが発生するため、絶対に一緒に使わないでください!
基本的な風呂お掃除の流れ
1.換気をする(換気扇を回す、換気扇がない場合は窓を開ける)
2.全体を水でざっと流す
3.浴槽をスポンジで洗う
4.壁・天井をスポンジで洗う
5.床をブラシでこすり洗いする
6.排水口の汚れを取り除く
💡ポイント
洗剤はスポンジに含ませて使うのがおすすめ!
スプレーで直接かけると垂れ跡が残ることもあるので、下から上へこするように洗うと、ムラなくきれいになります。
💡お掃除の頻度目安は?
●浴槽・床・排水口:汚れやすい部分なので毎日がおすすめ
●壁や天井:週1回を目安に
自分で落とせない汚れはプロにおまかせ
「鏡のウロコ汚れが落としきれない…」「溜まってしまった汚れをまとめてキレイにしたい!」など、自分で掃除が難しい場合、プロのクリーニングが頼りになります。
札幌ニップロでも浴室クリーニングサービスを提供しています。ご家庭では落としきれない汚れも、専用機材とプロの技でピカピカに!
まとめ
発生してしまった汚れは、以下の方法で落としましょう。
・洗剤は中性タイプを使用し、素材を傷めないようにする
・ピンク汚れには洗剤とスポンジで対応、予防には乾燥と換気が効果的
・水垢には弱酸性洗剤が有効、泡や水滴は毎回しっかり流す
また、以下の入浴後のひと手間で汚れの防止になります!
・石けんやシャンプーの泡を残さない
・入浴後は浴室内の水滴を拭き取る
・入浴後の換気はお風呂がしっかりと乾くまで行う
お風呂の換気に関する記事は下記も併せてご確認ください!
清潔なお風呂は、毎日の疲れを癒す大切な空間。
ぜひ今日から実践して、快適なバスタイムを手に入れましょう!