エコジョーズ コレモって実際どう?メリット・デメリットと注意点を解説
2026.06.15 UPDATE

こんにちは!住まいの設備会社 札幌ニップロのです。
エコジョーズとコレモってよく聞くけれど、実際どうなんだろう?
本当に光熱費は下がるの?
オール電化や灯油暖房と比べて自分の家に合っているのかな?
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
北海道などの寒冷地では、暖房や給湯にかかるエネルギー使用量が本州と比べて多く、設備の選び方によって日々の暮らしや光熱費に大きな違いが生まれることがあります。
この記事では、ガス暖房であるエコジョーズとコレモの仕組みや特徴をはじめ、メリット・デメリット、向いているご家庭の傾向、導入後の修理や交換についてまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。
目次
エコジョーズ コレモとは?仕組みを簡単に解説

「発電」のコレモと「給湯・暖房の」エコジョーズとを組み合わせたシステムとはどんなものか。
名前は聞いたことがあっても、「それぞれの役割が分からない」という方も多いかもしれません。
まずは、それぞれの役割から見ていきましょう。
コレモとは?家庭で電気をつくる「マイホーム発電」
コレモは、北海道ガスとアイシンが展開する家庭用燃料電池システムです。天然ガスから取り出した水素を利用して発電し、ご家庭で使う電気を自宅でつくる「マイホーム発電」が特徴です。
北ガスの公式サイトによると、コレモは2011年に販売が開始されました。発電した電気は家庭内で使用でき、使いきれなかった電気は条件を満たせば売電することもできます。
また、発電する際には熱も発生します。この熱を無駄にせず、お湯づくりや暖房に活用するのがコレモの大きな特徴です。
エコジョーズとは?高効率な給湯・暖房システム
エコジョーズは、高効率ガス給湯暖房機のことです。
従来は捨てていた排熱を再利用することで、効率よくお湯をつくります。
北海道では、給湯だけでなく暖房にもガスを利用するご家庭が多く、暖房ボイラーとして使用されているケースも少なくありません。
高効率であることから、現在では一般的なガス給湯暖房機として広く普及しています。
エコジョーズとコレモはどのように連携している?
コレモは発電を行いながら、お湯づくりにも熱を利用します。
しかし、冬場など給湯や暖房の使用量が増える時期には、コレモだけでは十分に対応できない場合があります。
そこで活躍するのがエコジョーズです。
コレモでまかないきれない給湯や暖房をエコジョーズが補うことで、快適な暮らしを支えています。
それぞれの役割を担うことで、発電と暖房・給湯を効率よく行うシステムとなっています。
エコジョーズ コレモのメリットとは?
発電した電気を家庭で使える
コレモ最大の特徴は、自宅で電気をつくれることです。
発電した電気を家庭内で使うことで、電力会社から購入する電力量を抑えられる可能性があります。
- 在宅時間が長い家庭
- 家族人数が多い家庭
- 日常的に電気を使う機会が多い家庭
では、発電した電気を活用しやすい傾向があります。
発電時の熱を暖房に利用できる
通常、発電時に発生する熱は捨てられてしまいますが、コレモはその熱を暖房に利用します。
暖房使用量が多い北海道だからこそ、「熱を無駄にしない」という考え方が活きる設備といえるでしょう。
余った電気は売電できる場合がある

家庭で使いきれなかった電気は、条件を満たせば売電できる場合があります。
北ガスでは余剰電力買取制度があり、発電した電気を有効活用できる仕組みが整えられています。
ただし、売電制度の内容や買取単価は変更される可能性があります。売電だけを目的にするのではなく、「自宅で使う電気をどれだけまかなえるか」という視点で検討しましょう。
停電時の備えになる
北海道胆振東部地震以降、「停電対策」を意識する方も増えました。
停電対応タイプでは、一定条件を満たした場合、停電時にも一部の電気や暖房・給湯を利用できることがあります。
もちろん、普段通りすべての家電が使えるわけではありません。
それでも、冬場の停電時に最低限の生活を維持できる可能性があることは、寒冷地では大きな安心材料の一つです。
エコジョーズ コレモのデメリットや注意点
初期費用や更新費用が高額になりやすい
コレモを導入するには、エコジョーズ単体よりももちろん本体費用や工事費用が別途見積もりとなります。
既存設備からの交換なのか、新築時の導入なのかによっても費用は変わりますが、光熱費だけを見るのではなく、導入費用も含めて考えることが大切です。
設置条件がある
コレモは屋外設置の設備です。そのため、設置スペースやメンテナンススペースの確保が必要になります。
既存住宅では、配管経路・敷地条件・周辺設備との兼ね合いによって工事内容が変わることもあります。
光熱費のメリットは住まい方によって変わる
どれくらいで元が取れるの?といった質問も多いです。
北ガスではモデルケースによる試算を公表していますが、実際の光熱費は、家族人数・在宅時間・暖房の使い方・住宅の断熱性能によって変わります。そのため、「絶対に○万円お得になる」とは言えませんが、試算はできるので興味がある方は簡易シミュレーションをして比較検討することをお勧めします。
エコジョーズ コレモはどんな家庭に向いている?

暖房や給湯の使用量が多い家庭
北海道などの寒冷地では、冬場の暖房時間が長くなります。暖房やお湯をしっかり使う家庭では、設備の特徴を活かしやすい傾向があります。
停電対策を重視したい家庭
冬の停電に備えたい方にとっては、停電時対応機能は魅力の一つです。災害時の安心感を重視する方には検討する価値があります。
逆に向いていないケースもある
設備導入は長期的な視点で考えることが大切です。今後も長く暮らす予定であれば、暖房・給湯・発電をまとめて考えることでメリットがあります。
- 初期費用を最優先したい
- 数年以内に住み替えを予定している
- エネルギー使用量が比較的少ない
といった場合は、別の選択肢も含めて比較検討することが大切です。
エコジョーズ+コレモについてよくあるご相談
札幌ニップロでは、エコジョーズやコレモについてさまざまなご相談をいただきます。
最近多いのは、他社のキャンペーンをご覧になった方からのご相談です。
「必ず初期費用の元がとれますか?」
広告を見て興味を持ったものの、自分の家でもお得になるのかわからないというご相談です。この場合は、現在の光熱費や設備状況を確認しながら考えていきます。
「補助金があるなら検討したい」
補助金をきっかけに検討される方も増えています。札幌ニップロでは、各種補助金の提携工事店となっておりますので、ご検討中の方はお問合せ下さい。
「修理できるなら使い続けたい」
現在コレモをご使用中の方からは、修理と交換のどちらがよいかというご相談もあります。保証期間がすぎれば必ず交換というわけではなく、機器の状態や、必要な修理内容によってアドバイスいたします。
故障のとき、修理・交換はどう考える?
まずは保証書や契約内容を確認してみましょう。導入時期によって保証内容が異なる場合があります。
保証期間内であれば、万が一の故障でも安心ですが、保証期間が切れたあとは自費修理になるケースが多いです。
保証期間切れの状態で、修理費用が高額になる場合、不具合が繰り返し発生する、補助金を活用できるタイミングの場合には、交換のタイミングかもしれません。


