2024.11.01 UPDATE
膨張タンク交換とパネルヒーターの交換/セントラルヒーティング施工事例

こんにちは。札幌ニップロです。
膨張タンク交換とパネルヒーターの交換の施工事例です。
岩見沢の戸建て住宅にお住まいのお客様より「何度もエア噛みを繰り返し、パネルが温まらない」とのご連絡をいただきました。
調査にお伺いし点検したところ、床下に設置している膨張タンクから不凍液が漏れ出している状態でした。
今回は、床下の漏れを修理するため膨張タンク交換を行いました。
同時に、長くご使用いただいたパネルヒーターの交換と、不凍液交換も実施しました。
膨張タンクの交換
膨張タンクのひび割れ
水は温度が上がると比体積がわずかに増加します。体積増加分を吸収し、急な圧力上昇を抑える為に膨張タンクがあります。
大切な役割を果たす膨張タンクですが、今回ご訪問させていただいた家では、膨張タンクがひび割れてしまっており、本来の役割が果たせない状態でした。
【膨張タンク交換前】
【膨張タンク交換後】
不凍液交換と配管洗浄作業
防錆不凍液の状態
防錆不凍液は、その名の通り「凍らない」事の他に「サビ止め効果」があります。しかしながらその効果は約3年。
サビ止め効果がないまま使用し続けると、暖房機の内部から剥がれ落ちたサビや鉄粉などで不凍液は黒ずんでしまいます。
そのまま使用し続けると、故障の原因になったり、パネルの配管に穴が開いて不凍液が漏れたりします。
今回のお客様のご自宅の不凍液も真っ黒な状態になってしまっておりました。
不凍液をすべて抜いた後に、水で洗浄を行い、新しい不凍液を入れなおしさせていただきました。
パネルヒーターの交換
パネルヒーター自体には故障や不具合はありませんでしたが、今回のタイミングで一新することになりました。
以下の写真は全てパネル交換後の写真になります!
新品のパネルでとても綺麗ですね♪
不凍液交換を怠ると、パネルにピンホールと呼ばれる小さな穴が開いてしまう事があります。配管とパネルは密着しているため、ピンホールができてしまうとパネルごと交換しなければなりません。
そのため、不凍液交換は3年に一度の交換を推奨しております。
ピンホールとは?
ピンホールとは、針で開けた様な小さな穴のことを言います。
パネルヒーターにおけるピンホールは、主に錆が原因でできてしまいます。
不凍液は使い続けると少しずつ減ってきて、配管内に空気だまりができてしまいます。
その空気だまりの部分に錆が発生し、錆部分がやがて「ピンホール」と呼ばれる小さな穴になります。
パネルヒーターについて
パネルヒーターを長持ちさせるためには定期的な不凍液交換が大切!
その他、パネルヒーターの点検ポイント、修理が必要な場合等、パネルヒーターに関する記事はこちらをご確認ください。
パネルヒーターをオシャレなものに変えたい方はこちらの記事もぜひ参考にしてください!
修理もパネル交換のご相談も札幌ニップロへ!
札幌ニップロには、年間1000棟以上のパネルヒーター工事実績があります。
当社はセントラルヒーティングの暖房ボイラー本体だけではなく、放熱器であるパネルヒーターの交換や不具合対応も行っています。
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