2025.05.08 UPDATE

マンションにエアコンを設置するときの注意点と事前確認リスト

マンションエアコン設置

こんにちは札幌ニップロです。

実は、マンションにエアコンを設置する際は、一戸建てにはない管理規約や構造上の制約が多数あります。これらを確認せずに工事を進めてしまうと、トラブルや追加費用が発生するリスクも。

この記事では、マンションにエアコンを設置する際の注意点を網羅的に解説します。

分譲・賃貸それぞれのパターンや、室外機の置き場所、穴あけ工事の注意点まで、実際の事例や対策も交えてわかりやすく紹介します。

これから設置を考えている方や、引っ越し予定の方も、ぜひ参考にしてくださいね!

マンションにエアコンを設置する時に確認すること

分譲マンションと賃貸マンションでの違い

まず知っておきたいのは、「賃貸」と「分譲」でエアコン設置の自由度が違うこと。

  • 賃貸マンション → 基本的にオーナーや管理会社の許可が必要。勝手に壁に穴を開けるのはNG!

  • 分譲マンション → 自由度は高いけど、管理規約に従う必要あり。勝手に共用部分に手を加えてはいけません。

面倒に思えるかもしれませんが、後々のトラブルを防ぐためにも、最初の確認がとても大切です。

管理規約の確認は最優先事項

マンションには「管理規約」があり、エアコンの設置に関するルールが明記されていることがあります。

  • 外壁に穴を開けてよいか

  • ベランダに室外機を設置してよいか

  • 共用部(配管スペースなど)の使用可否

これらを確認せず設置すると、違反行為とみなされ、撤去命令や損害賠償のリスクもあるため、必ず事前にチェックしましょう。

マンションにエアコンを設置する場合の注意点は?

エアコン用の配管を通す穴が空いているか(エアコン用スリーブ)

専用の穴がない場合は新たに穴を開ける必要があります。

マンションやアパートの場合は管理会社の許可が必要がありますので管理会社へ確認をお願いいたします。

エアコン専用のコンセントはあるか(ある場合何ボルトか)

エアコンは消費電力が多いため、エアコン専用のコンセントが必要になります。

ある場合は室外機を設置する予定の位置の近くにあるか、何ボルトのアース端子付きコンセントかをご確認ください。

エアコン専用のコンセントがない場合は電気工事が必要です。分電盤に空きがあるかご確認いただき、空がない場合は専用回路の増設工事も必要となります。

室外機の設置スペース

バルコニー(ベランダ)に室外機を置くスペースがあるかご確認ください。

避難経路の妨げになる位置には置くことができませんのでご注意ください。

マンションにエアコンを設置した実際の施工事例

今回は札幌市白石区のマンションのリビングにエアコンの設置工事を行いました。8階にお住まいで、比較的風通しは良いそうなのですがここ数年の暑さでエアコンの設置を決められたとのことです。

エアコン専用のコンセントや、外壁面にエアコン配管を通す穴も既にあるとのことでしたので、現地にお伺いして状態を確認したところ、どちらも問題なく使用できる状態でした。

エアコン設置に必要な費用などをご提示し、正式に工事をご依頼いただきました。

エアコン室内機設置

マンションエアコン

隣に換気扇がありましたので、コンセントの位置や配管を通す穴との距離を考慮しながらエアコンの本体の位置を決めていきます。

マンションエアコン

室内機を設置します。

室内機を設置する位置は、ドレン水(結露水)流すために必ず配管を通す穴より上の位置である必要があります。

希望の設置位置がある場合は、配管を通す穴の位置もご確認ください。

マンションエアコン

冷媒管を通していきます。

マンションエアコン 配管

室内機設置完了

マンションエアコン室内機

室内機の冷媒配管には化粧カバーを設置しました。

室内機と配管の穴の位置が少し離れている場合でも化粧カバーをすることで見栄え良く綺麗に納めることができます。

マンションエアコン 室外機

室外機の設置も完了しました!

最後に試運転をして冷房・暖房の動作に問題がなければ終了です!

今回取付したエアコンのおすすめポイント

【DAIKIN Eシリーズ】:ダイキン製 S284ATES-W

 

・シンプルな作りになっており、6畳~18畳まで幅広く対応していますのでリビングにはもちろんのこと、寝室や子供部屋への設置も好まれるタイプです。

 

・高さ、奥行を抑え、狭いスペースにフィットするコンパクトデザイン

高さ250㎜×奥行255㎜のコンパクトサイズ

 

・エアコン内部を水で洗浄する水内部クリーン内臓。

冷房運転で発生させた結露水を利用して熱交換器の汚れを洗浄します。

結露水で洗浄後にストリーマ照射と乾燥運転を行い、熱交換器をキレイにします。

マンションでのエアコン設置は「ルールの事前確認」が大切

マンションでエアコンを設置する際は、以下のポイントを押さえておくことが大切です。

  • 管理規約や所有者の許可を事前に確認する

  • 室外機や配管ルートは周囲への影響を配慮して選ぶ

  • 穴あけ工事は慎重に。構造を理解した施工が不可欠

  • 設置後も、騒音・排水トラブルへの注意が必要

事前の情報収集と段取り次第で、快適なエアコン生活をスムーズにスタートできます
この記事を参考に、安心・安全なエアコン設置を実現してください。

マンションでのエアコン設置は札幌ニップロにお任せください

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