2026.05.26 UPDATE
ルフロ400の清掃・お手入れ方法/第三種換気システム(築7年)

こんにちは!札幌ニップロです。
「ルフロ400の掃除って、自分でできるの?」
「最近、換気の作動音が大きくなって気がする」
24時間換気システムは、普段あまり意識しない設備ですが、高気密住宅ではとても重要な役割を担っています。
換気システムの汚れが原因で、臭いが気になったり、湿気が抜けにくい等の症状にもつながることがあります。
今回は、築7年の住宅で実際に行ったルフロ400の清掃事例をもとに、
- どれくらい汚れるのか
- 自分で掃除できる範囲
- 業者へ相談した方が良いケース
について分かりやすくご紹介します。
この記事では、24時間換気システムのルフロ400(LF-400DC-V)の清掃について解説しています。
目次
築7年のルフロ400はどのくらい汚れてる?

今回の現場では、換気フィルターなどは定期的にご自身で清掃されていましたが、モーターファンがある本体の内部までは開けたことがないそうでした。24時間換気は常に動き続ける設備のため、想像以上にホコリを吸い込みます。
実際に点検してみると、本体内部の汚れ等が確認できました。
24時間換気システムの清掃はなぜ必要か?
常時稼働している24時間換気システムは、室内に浮遊しているホコリ、ダニの死骸の欠片やフン、細菌やカビ、ウイルスなどによって汚れが蓄積していきます。
換気設備に付着したホコリや汚れを放置しておくと、十分な換気効果を発揮できないだけではなく、換気が機能しなくなることもありますので、ぜひ参考にして下さい。
清掃しないままだとどうなる?
まずは、清掃不足が原因で発生する症状について確認しておきましょう。
換気音が大きくなる
ファンにホコリが溜まると、モーターへ負荷がかかり、音が大きくなることがあります。
「最近ゴーっという音が気になる」
「以前よりうるさくなった気がする」
という場合は、内部清掃で改善するケースもあります。
結露が発生しやすくなる
汚れによって換気量が低下すると、湿気が抜けにくくなり、窓の結露が気になることも。
室内の臭いが消えない
風量が弱くなることで、適切な換気量が保てず、結果部屋の中の独特なニオイがこもる原因になることもあります。
ルフロ400は自分で掃除できる?
24時間換気設備の換気量を維持するためには、定期的なお手入れが必要です。
簡易的な清掃であれば、ご家庭でも対応可能です。
ご自身で行っていただく方も多いですが、作業に慣れていない場合は、外面の掃除に限定される事を推奨致します。
お客様自身による作業については、ご自身の責任の元で行っていただいておりますので、外面の掃除と機能チェックに限定される事を推奨致します。
ご家庭でも清掃しやすい箇所について
本体を含めた一通りの清掃方法についても記載していますが、ご自身でも清掃しやすい箇所は次の2項目です。
フィルター清掃
ホコリが詰まると風量低下の原因になるため定期的に清掃するのがおすすめです。
掃除機でホコリを取り、汚れが強い場合は中性洗剤で軽く洗浄します。(水洗い不可のフィルターもあるので注意)
排気グリル清掃
天井の排気グリルも、定期的な清掃がおすすめです。
ホコリが蓄積すると吸い込み効率が落ちるため、取り外して拭き掃除を行います。
ダクト内部の汚れにも注意
見落とされやすいのがダクト内部です。
本体だけ掃除しても、ダクト内のホコリがあると、十分な換気性能を発揮できないことがあります。
長年お掃除していない場合はダクトの詰まりが原因のケースもあるので、風量が弱い、日常のお手入れで改善されないなど気になる場合は業者の点検を推奨します。
ルフロ400の清掃方法
次に、実際の現場(築7年の戸建て住宅)の清掃写真を使ってお掃除の手順について解説していきます。
給気フィルターの掃除方法
目安:2ケ月~半年に一度(立地条件や使用頻度により異なる)
1.本体のカバーを取り外す

表面のカバーを手前に引くと外れます。
2.換気フィルターを取り外す

3.フィルターの汚れを清掃する

掃除機・水洗いによりホコリを除去します。
EXフィルターは水洗いができません。
水洗いが可能なフィルターの場合でも、縮むことがあります。
ひどく汚れている場合は、交換を推奨します。
(フィルターのみのご注文も承っておりますのでご相談下さい)
◎ 清掃後の注意点
給気口(スクウェアフロー)の清掃後は、逆の手順で元に戻します。
EXフィルターは紐を室内側に向け、上下の位置で奥まで押し込んでください。
紐の向きを逆に取り付けてしまうと、次回のお手入れ時に取り外しづらくなります。
カバーを取り付けるときは、カバーと格子の内側中央を合わせ押し入れます。
排気グリル(オリフィス)のお手入れ方法

目安:2ケ月~半年に一度(立地条件や使用頻度により異なる)
1.取り外し前に、目盛の確認

お手入れの際にずれる可能性があるため、初期状態での目盛数値を確認しておきましょう。
オリフィスの外周部を確認して下さい。0.5刻みで1~5の数値に合わせてあります。
2.オリフィス本体の拭き掃除

本体の汚れは乾いた布で拭いて下さい。
汚れがひどい場合は固く絞った布で拭いて下さい。
◎ 清掃後の注意点
排気口(オリフィス)の清掃後は、最初に確認した目盛の数値からずれていないか確認します。
ずれてしまっていた場合は調整して元の数値に戻します。
ルフロ400本体の清掃手順
目安:年に一度(立地条件や使用頻度により異なる)
築7年の実際のお写真を使い、ルフロ400本体のお掃除方法をご紹介いたします。
ルフロ400の掃除を自分でお手入れする時の注意事項
・清掃の際は、ケガ防止のため手袋を着用して下さい。
・ホコリ等が舞いやすいため、周囲に充分注意して下さい。
・天井等高所での作業にはしっかりと足場を確保し、転落しないよう十分ご注意ください
・お手入れの目安は立地条件や使用状況により異なります。
1.点検口を開けます

2.ファン本体の電源を切ります
電源はφ150ダクトの横にあります。
設置状況により、電源の切り方が異なる場合があります。

3.メンテパネルを開けます
化粧ネジ4本を取外し、必ずメンテパネルを手で押さえながら開けます。
手で開けられますが、固い場合はドライバーを使用します。
※外したネジは紛失しないよう注意しましょう。

4.羽根を外します
羽根を押さえながら、センターのナットを反時計回りに回して羽根を取り外します。
↓↓↓ 7年間放置したシロッコファンの状態



長期間放置するとこのようにかなりホコリや汚れが溜まってしまいます…。
5.羽根とメンテナンスパネルを洗います
羽根を破損しないよう十分注意しながら洗い、水洗い後は水気を十分に拭き取ってください。
すると…



こんなに綺麗になりました!
6.羽根とメンテナンスパネルを元に戻します
羽根を押さえながら、センターのナットを時計周りに回して羽根を取り付けます。
その後、化粧ネジをしっかり締めた後に電源スイッチを入れて運転します。
シロッコファンの清掃は以上で完了です!
まとめ|ルフロ400は定期的な清掃がおすすめ
ルフロ400は比較的メンテナンスしやすい換気システムですが、長年使用すると内部には汚れが蓄積していきます。
まずは、給気フィルターや排気グリルなど、できる範囲から定期的に清掃を行いましょう。
異音、ニオイや湿気のこもり、風量低下などの気になる症状がすでにある場合は、無理せず専門業者へ相談するのがおすすめです。
定期的なメンテナンスは、換気性能だけでなく、住まい全体の快適性維持にもつながります。
札幌ニップロは住宅設備のプロ!換気設備のメンテナンスや点検・修理、交換などを行っています。
換気設備のお悩みや検討などもぜひご相談ください!
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